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2020年8月 2日 (日)

コロナウイルス感染拡大第2波の到来を予感させる日本各地の新規感染者数最高値の更新

7月下旬以降、東京都をはじめ首都圏の3県(埼玉、賭場、神奈川)、愛知県、大阪府、福岡県などの【新規感染者数】の最高値が更新されている。それに伴い全国の【新規感染者数】の最高値も書き換えられている。

これまで全国の【新規感染者数】の最高は4月11日に記録した691人であったが7月22日には791人となり記録は書き換えられ、31日には1323人、8月1日には1536人と記録を更新した。全国の新規感染者数】は4月11日の最高値の2倍を超えたことになる。

東京都の【新規感染者数】の最高値はこれまでで4月14日の167人であったが8月1日には472人となり、2.8倍を超えている。大阪府のこれまでの新規感染者数の最高は4月9日の92人であったが7月29日には【新規感染者数】は2.4倍を超える221人となった。

この【新規感染者数】の急増は6月19日に政府が緊急事態宣言を解除したことにより一部の経済活動が再開されたことに起因する。日本のGDPは2019年の第4四半期(10~12月)、2020年の第1四半期(1~3月)、第2四半期(4~6月)と3期連続でマイナス成長であった。経済を売り物にしてきた安倍内閣としては7月から始まる第3四半期のGDP成長率をプラスに転じることに拘ったのである。内需拡大のために国民1人当たり10万円の【特別定額給付金】を配って景気回復の準備体制を整えていた。

さらに内需振興策の切り札として【GO TO トラベル】キャンペーンを展開するために当初の計画より前倒して7月22日から開始した。ところが7月22日には全国の【新規感染者数】は791人で過去最高となり、出鼻を挫かれた格好となった。

ジャーナリス出身の某経済学者は【新規感染者数】よりも「【死者数】に注目すべきだ」と主張しているが経済活動に関して国民の懸念材料は【新規感染者数】にあるのでこの主張は国民には届かないと思われる。

何としても【GDP成長率】を好転させたい安倍首相はコロナ感染問題は西村経済再生担当相に丸投げして【知らぬ顔の半兵衛江を決め込んでいる】ように国民には映っている。

【新規感染者】の拡大は8月4日以降さらに拡大すると筆者は危惧しているが単なる杞憂に終わることを願うのみである。もしも8月中に日本の感染者数が6万人を超えるような状況が生まれると国民の間から安倍首相退陣要求が沸き起こる可能性すらある。   (おわり)

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