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2020年7月 9日 (木)

年内に衆院解散はあるのか

昨年末からの大手メディアの世論調査で「次の首相にふさわしい政治家は」という設問で1位の座を占めているのは元自民党幹事長の石破茂氏である。それ以前は安倍首相か小泉進次郎環境大臣であった。

日本は議院内閣制の国家なので与党第1党の代表者が内閣総理大臣に就任する慣例が出来上がっている。それ故に自民党が与党第一党である時期は自民党総裁が内閣総理大臣(首相)の座に就く。安倍首相が2度目の自民党総裁に就任する前までは自民党の総裁の任期は2期6年であったが、2018年9月の自民党総裁選前に自民党の総裁の任期の規定を2期6年から3期9年、4選禁止という規定に変更した。

それ故に【次の首相にふさわしい政治家は」という設問に対して安倍首相の名前が挙がること自体が問題なのであるがこれも安倍一強を喧伝してきたマスメディアの影響を国民の多くが受けている結果なのか判然としない。現時点での判断では安倍首相が4選出馬を決断する好材料はない。自民党の最高実力者と言われている二階俊博幹事長は安倍首相の総裁選4選出馬について「安倍内閣総理大臣から積極的表明(4選出馬)があって支援すべきであって私から伺いを立てるものではない。」突き放した表現をしている。

今年6月に実施された大手メディアの世論調査では、【次の首相に相応しい政治家】という設問で1位の支持を得たのが石破茂元自民党幹事長である。各メディアの調査結果は以下の通り。

【読売・日テレ合同調査】では①石破茂氏 26%、②安倍首相 15%、②小泉環境相 15%、④河野太郎防衛相 8%、⑤岸田文雄政調会長 3%。 【朝日】①石破氏31%、②小泉氏 15%、③河野氏9%、④岸田氏4%、⑤菅義偉官房長官 3%。(安倍首相は自民党総裁選出馬のハードルが高いので調査対象から除外)

【毎日】①石破氏 15%、②安倍氏 10%、③河野氏 7%、④小泉氏 5%、⑤岸田氏 2%、⑥菅氏1%。【産経・FNN】①石破氏 18.2%、②安倍氏 12.2%、③小泉氏8.8%、④河野氏 5.0%、⑤菅氏3.0%、⑥岸田氏 1.9%。

現在、永田町では【解散風】が吹いていると言われているが国民の人気が大きく下落している安倍首相の下での解散・総選挙では自民党は議席を大幅に減らす可能性が高いであろう。自民党が極秘裏に調査を依頼した次期衆院選の選挙予測では自民党は現有の284議席から66議席を失うという噂が駆け巡っていると一部のメディアが報じている。

法治国家を標榜してきた日本政府は安倍首相の再登場以降、次々と違法行為や脱法行為を繰り返してきた。その結果、自民党の現職の国会議員が1年間に3人逮捕されるという前代未聞の不祥事が発生している。さらに【コロナ禍】への対応の遅れが国民の怒りを増幅している。そうした国民の怒りを肌で感じる地方選挙区出身の自民党の現職の衆院議員は危機感を募らせ、安倍首相離れを起こしている。

【解散風】も震源地は首相側近たちであり、求心力を失いつつある安倍首相の求心力を高めようとする無駄な努力なのかもしれない。  (おわり)

 

 

 

 

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