« 東京都は6月1日からの休業要請緩和ステップ2をステップ1に戻すべき | トップページ | トランプ大統領の再選戦略に水を差しかねない全米経済研究所の景気後退宣言 »

2020年6月 9日 (火)

第2次感染爆発の可能性が高まってきた米国

現在、【新型コロナウイルス】の【新規感染者】が大幅に増え続けているのは、【ブラジル】、【米国】そして【ロシア】である。

【ブラジル】の感染者数は、6月1日の時点で55万5383人であったが、6月2日以降は【新規感染者数】の増加速度は加速し、6月2日から7日までの5日間で14万6399人増え、1日平均2万9680人増えた。

【米国】の【新規感染者数】の増加速度は衰えてはいるが、6月1日時点の感染者数は181万1020人であったが6日後の感染者数は194万3647人となり、6日間で13万2627人、1日平均2万2104人増えた。

【ロシア】も【新規感染者】の増加速度は低下しているが6月1日時点の感染者数は41万4878人となったが6月7日の感染者数は46万7673人となり、6日間で5万2895人、1日平均で8816人増えた。

世界最大の感染大国でありながら【米国】は感染拡大阻止よりも経済再開に力点を置いている。米国で感染者が多い州はニューヨーク州が飛び抜けていて30万人を超えている。それに続くのがニューヨーク州に隣接するニュージャジー州、マサチューセッツ州、カリフォルニア州、ペンシルバニア州と続く。

米国で経済発展が著しい州は、「①【カリフォルニア州】(2017年のGDPは世界第5位で2兆7470億ドル)、②【テキサス州】(GDPは世界11位で1兆6960億ドル)、③【ニューヨーク州】(GDPは世界第13位で1兆5470億ドル)」であるがそれだけにこれら3つの州は経済活動の再開に前のめりになっている。

しかし、ニューヨーク州は感染者が30万人を超えていることから経済活動再開には慎重である。【カルフォルニア州】と【テキサス州】は5月7日から一部経済活動を再開させている。【カリフォルニア州】はテクノロジー(IT関連)とエンターテインメント(映画産業やデズニーランド)と農業(果実やワイン製造)が州の経済を支えている。

【テキサス州】は石油産業、航空宇宙産業、牧畜業、さらに近年はトヨタの進出によって自動車産業も州経済を支えている。雇用の面ではトヨタを中心に日本系企業が最も雇用者数が多い。

【経済活動】の再開によって5月下旬jからノースカロライナ州、アーカンソー州、バージニア州、メリーランド州、ネブラスカ州、イリノイ州など23州で新規感染者数が増えている。理論的には【テキサス州】が今後感染拡大が顕著になると予測されている。

感染拡大がさらに顕在化しつつあった5月下旬に中西部のミネソタ州で警官による黒人殺人事件が起こり、裁判の公正を求めるデモが全米各地に飛び火しした。デモはソーシャルディスタンス無視しているので第2次の感染拡大が起こるリスクが高まったのである。

第2次感染拡大が起これば米国発の景気後退が世界中に伝播することになる。   (おわり)

|

« 東京都は6月1日からの休業要請緩和ステップ2をステップ1に戻すべき | トップページ | トランプ大統領の再選戦略に水を差しかねない全米経済研究所の景気後退宣言 »

16アメリカ問題」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 東京都は6月1日からの休業要請緩和ステップ2をステップ1に戻すべき | トップページ | トランプ大統領の再選戦略に水を差しかねない全米経済研究所の景気後退宣言 »