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2020年5月25日 (月)

米国の2020年5月の失業率史上最悪の20%超えの可能性高まる

米国の5月24日時点の【新型コロなウイルス感染者数】は164万1585人、【死者数】は9万7686人。【死者数】は今月中に10万人を超えることは確実であろう。米国は【感染者数】においても【死者数】においても群を抜いて世界1位である。因みに【感染者数】の2位はロシアで34万4481人でその差は約130万人、【死者数】でも2位の英国は3万6754人であるからその差は約6万人である。

直近1週間の米国の感染者数と死者数の推移は以下の通りである:【感染者数】は5月18日が150万8308人(前日比+2万0260人)、【死者数】は9万0347人(前日比+785人)。19日が【感染者数】152万8568人(+2万0260人)、【死者数】9万1921人(+1574人)。20日が【感染者数】155万1853人(+2万3283人)、【死者数】9万3489人(+1518人)。21日が【感染者数】157万7141人(+2万5294人)、【死者数】9万4702人(+1263人)、22日が【感染者数】160万0937人、【死者数】9万5979人(+1277人)。23日が【感染者数】161万3476人(+1万64万人)、【死者数】9万6662人(+685人)、24日が【感染者数】164万1585人、【死者数】9万7686人(+1034人)。

【感染者数】と【死者数】の増加のピークは過ぎたとはいえ経済活動の全面再開は時期尚早である。しかしながら3月中旬以降、低賃金の労働者を中心に失業者が急増し、4月には2050万人が失業した結果、米国の4月の【失業率】は3月の3%台から14.7%に跳ね上がった。失業率の上昇を放置すれば米国では犯罪が多発しかねない。それを回避するためには都市封鎖をした42州のうち約半分の州では【経済活動】の一部再開に踏み切らざるを得なかったのである。

州民の生命を危険に晒す可能性のある経済活動の一部再開のもう一つの理由は、11月実施される大統領選、連邦下院議員選挙それに上院議員の3分の1の改選対策である。【コロナウイルス感染拡大】に対して米国民のトランプ大統領や共和党に向ける目は日々厳しさを増して各種世論調査ではトランプ大統領の再選には赤信号が灯りだし、上院議員の改選でも共和党の候補者は苦戦を強いられている状況が鮮明になっている。この厳しい状況を打破するには経済状況を好転させる以外の方策はないのである。

ホワイトハウスの経済顧問のハセット氏は5月24日、ニュース専門のケーブルテレビ【CNN】のインタビューで「米国の失業率は今月はさらに悪化して20%を超えるだろう。(失業率の悪化は)6月まで続いた後、改善される。」と述べた。ハセット氏の手元には5月の【雇用統計】の一部の資料があると思われるので予測は的中すると思われる。

ハセット氏は、第3四半期(7~9月)の失業率は大幅に下がると予測しているが大統領選までは失業率は10%を超えるとも述べている。

日本の失業率も米国ほどではないにしろ上昇するであろう。   (おわり)

 

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