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2019年12月 9日 (月)

TBS系ニュース配信会社JNNの12月の世論調査の結果の衝撃

安倍晋三首相の後援会が主催したとされる2015年4月17日の【桜を見る会】の前夜祭(夕食会)を巡る疑惑で弁護士やジャーナリストが加盟する市民団体【税金の私物化を許さない会】は11月20日、安倍首相を公職選挙法違反と政治資金収支報告書不記載で告発した。

【桜を見る会】の夕食会に関する疑惑に対して安倍首相の説明が2転3転したことから国民の安倍首相に対する不信感は増幅され、その影響は11月の世論調査で安倍内閣支持率の大幅な下落となって表れた。

11月に実施された世論調査の中で【日本経済新聞・テレビ東京】の世論調査では【安倍内閣支持率】は前月(10月)比で7.0%下落して50.0%、【読売・日本テレビ】の世論調査では前月比6.0%下がって49.0%、【産経・フジテレビ】ではやはり6.0%低下して45.1%であった。12月7・8両日に実施された【TBS系JNN】の世論調査での安倍内閣の支持率は前月(11月)比でマイナス6.6%の49.1%である。

内閣支持率が50%を割っても行政上問題が発生するわけではないのでさほど気にすることではない。しかしながら、安倍首相に衝撃であったのは【次の自民党総裁に相応しいのは?】という設問に対する回答である。この数年間、同様の設問に対する回答で上位3位を占めていたのは多少順位の移動はあったが①安倍晋三首相、②小泉進次郎環境大臣、③石破茂元自民党幹事長のお三方であった。安倍首相がほぼトップの座を占め、石破氏は3位が定位置であった。

ところが今回の世論調査では①石破茂氏 24%、②小泉進次郎氏 19%、③安倍晋三氏 12%となり、安倍首相は石破氏にダブルスコアで引き離されたのである。【桜を見る会】の夕食会疑惑が来年度予算成立頃まで燻り続ければ安倍首相は【レイムダック(死に体)】になりかねない。

安倍首相の力の源泉は【次の自民党総裁に相応しいのは?】で一位の座を維持していたからである。国政選挙の顔になれなくなれば安倍首相は自民党内で求心力を失い退陣に追い込まれることになる。安倍首相に起死回生の策は存在するのであろうか?       (おわり)

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