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2019年11月12日 (火)

公費で後援会活動を行ってきた安倍首相

日本共産党の田村智子参議院議員は11月8日、参議院予算委員会で質問に立ち、1952年(昭和27年)以来、毎年(1995年、2011年、2012年は中止)開催されている内閣総理大臣主催の【桜を見る会】の公費の支出額と出席者数が増え続けていることを指摘したうえで安倍首相に説明を求めた。田村議員の質問に対して安倍首相は答弁をはぐらかし、誠実な対応を意図的に避けていた。

【桜を見る会】の目的は「各界において、功労のあった方を招き、日ごろの労苦を慰労するため」と安倍首相は説明している。招待されるのは皇族や各国の大公使、最高裁判所長官、都道府県知事、国会議員、都道府県議会の議長の一部などで、その数は約2000人で永年ほぼ一定している。招待客が増え続けているのは各界の代表者などに該当する人たちが毎年増えているからである。

公費支出額と招待客数が目立って増えだしたのは安倍首相が首相就任2年目の2014年からである。安倍首相が首相再登板の1年目の2013年の招待客数は前年より1000人増えて約1万2000人であった。支出額は予算額と同じ1718万円、2014年は1万4000人で、支出額は予算額の1766万6000円の1.7倍の3005万3000円、2015年は出席者1万5000人で支出額は予算額の2倍を超える3841万7000円、2016年は約1万6000人で、支出額は4639万円、2017年は1万6500人で4725万円、昨年は1万7500人で、5290万、今年は1万8200人で、5578万7000円で予算の3倍を超えた。

問題なのは、【各界を代表する人】の実態である。安倍首相や安倍首相に近い自民党国会議員の後援会幹部や選挙運動で活躍したうぐいす嬢などが含まれていて、【各界を代表する】とは言い難いのである。事実上【各界を代表する人】の数はそれほど増えているとは思われず、増え続けている人たちは首相や他の自民党議員の後援会の幹部が【各界を代表する人】に紛れ込んでいるというのが実情なのであろう。

【桜を見る会】の招待者は安倍首相をはじめとする自民党国会議員の後援会幹部が正確な人数は不明であるが招待客の3分の1程度までに膨れ上がっているのではなかろうか。国会議員の後援会の幹部が招待客として増え続けているのであればこれは公費を使った後援会活動であり、安倍首相が約7年間権力者の座に座り続けたことによって生じた【権力の腐敗】に他ならないであろう。

【桜を見る会】は本来の目的に沿った国家行事に回帰させるべきであろう。   (おわり)

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