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2019年7月30日 (火)

2019年参院選、低投票率に喘ぎ、比例区で得票数を落とした主要政党

7月21日投開票の【第25回参議院選挙】の投票率は、国政選挙としては1995年の参議院選挙の投票率【44.52%】に次ぐ48.80%という史上2番目の低投票率であった。

2016年の前回の参議院選挙の投票率54.70%に比べて5.90ポイント下回り、地方選挙区では高知県(44.2%)を除く46都道府県で前回参議院選挙の投票率を下回った。最も投票率が低かったのは前回比12.37ポイント減の青森県の42.94%であった。低投票率の原因は投票前の台風や大雨被害、選挙の明確な争点の不在、統一地方選挙終了後で地方議員の動きが鈍かったなどがその要因として挙げられる。但し、期日前投票者数が1706万2771人で有権者の16.01%と史上最高であったことを考えると自然条件は原因とは言い難い。

今回の参議院選挙の議席獲得数は、【自民】は57議席で改選前より9議席減らし、【立憲民主党】は17議席で改選前より8議席増やし【公明党】は14議席で3議席増やし、【国民民主党】は6議席で2議席減らし、【日本維新】は10議席で3議席増やした。【共産党】は7議席で1議席減らし、社民党は1議席で増減なし、【れいわ新選組】は2議席で1議席増、【N国党】(NHKから国民を守る党)は1議席。

この結果、参議院の勢力分野は自民党が113議席、【立憲民主党】が32議席、【国民民主党】21議席。【日本維新】が16議席、【共産党】が13議席、【社民党】が2議席、【れいわ】が2議席、【N国】が1議席、野党系無所属が9議席であるので立憲、国民は議席を伸ばすことになる可能性が高い。

今回の参議院選挙の注目点の一つは憲法改正を推進する【改憲勢力】が憲法改正の発議に必要な3分の2を超えるかということであったが改憲勢力は自民党113議席、公明党28議席、日本維新が16議席の合計161議席であるから参議院の3分の2の163議席には2議席足りない。しかしながら国会で憲法改正の論議が進展すれば【国民民主党】から憲法改正に同調する動きが出てくるであろ

今回の参院選の勝者はどの政党かということになるとその判断は難しい。議席獲得数の観点からいえば、【立憲民主党】、【公明党】。【日本維新】、【れいわ】ということになるのであろうが比例たの得票数という観点に立てば低得票率という要素を加味すれば、【日本維新】と【れいわ】ということになる。

8議席増やした【立憲民主党】の比例区の投票数は、791万7720票であったが2016年にはまだ結党していないので比較するのは2017年の衆議院選の比例票ということになる。【立憲民主党】の比例の得票数は1108万4390票であった。差し引きで326万7000票減っている。つまり、【立憲民主党】の8議席増は、他の野党の協力の結果に他ならないのである。

【自民党】も比例票は前回参議院選に比較すると今回は240万票減らしているし、【公明党】も約103万6000票減らした。今回の参議院選挙は勝者なき参議院選であったというべきなのかもしれない。   (おわり)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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