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2019年3月26日 (火)

日本の中道勢力はどこへ向かうのか

【NHK放送文化研究所】が3月8~10日に実施した【政治意識調査】によれば【内閣支持率】は42%、【不支持率】は36%、【政党支持率】は「【自民党】36.7%、【公明党】3.4%、【日本維新の会】1.0%、【立憲民主党】5.5%、【共産党】2.8%、【社民党】1.1%、【国民民主党】1.0%、【自由党】0.2%、【希望の党】0.1%、【支持政党なし】40.6%」であった。安倍内閣の【支持率】は改憲推進派の政党【自民党】、【公明党】】、【日本維新の会】の支持率の合計(41.1%)にほぼ匹敵する。                      【朝日新聞】が3月16~17日に実施した【世論調査】によれば安倍内閣の【支持率】は41%に対して【不支持率】は37%である。政党支持率は改憲推進派の3党のうち【自民党】35%、【公明党】4%、【日本維新の会】2%で、3党の支持率の合計は41%で【内閣支持率】と一致している。【野党6党】の支持率は【立憲民主党】5%、【共産党】3%、【国民民主党】1%、【社民党】0%、【自由党】0%、【希望の党】0%で野党の支持率の合計は9%である。【支持政党なし】は41%で内閣支持率と等しい。現時点で【保守】でも【革新】でもない中道勢力は【支持政党なし】というカテゴリーに緊急避難しているという状況なのであろう。【NHK】の調査でも【朝日新聞】の調査でも【支持政党なし】40%を超えているという状況は既存の政党に対して有権者の4割が失望しているということを意味する。          【支持政党なし】が40%を超えている現状を招来した元凶は国民の期待に応えることなく政権運営に失敗し、現在は消滅している【民主党】と都民の圧倒的な支持を集めながら都政に集中することなく、国政に色気を出して東京都民と国民の期待を裏切った小池百合子東京都知事であろう。                                                              小池百合子都知事は2016年7月31日投開票の東京都知事選に有力な支持団体もないままに立候補し、自民党の推薦を受けた元岩手県知事、総務相の経歴を持つ増田寛也氏と著名なジャーナリストで革新勢力の推薦を受けた鳥越俊太郎氏に110万票以上の大差をつけて圧勝した。小池知事は都知事就任後に都政運営を円滑にするために自らが代表となって地域政党【都民ファーストの会】を立ち上げた。           【都民ファーストの会】は2017年6月に行われた東京都会議員選挙では東京都議会127議席のうち55議席を獲得して都議会第一党に躍り出た。東京都民は既成政党の支援を表面的には受けずに都議会の刷新を訴えた小池知事の行動に共鳴したのである。東京都民は小池知事に都政の刷新を託したのであるが小池知事は都民の付託を無視して首相の座を獲得する欲望に取りつかれ国政政党・【希望の党】の代表に就任した。だが、17年10月に実施された第48回衆院選において【希望の党】は惨敗した。【希望の党】に参加した民主党の後継政党の民進党の中道派の多くは落選の憂き目にあった。                                                     第48回衆院選を契機に3分裂した民進党の議員のうち中道派の議員は政界での居場所がなくなり、自らの政治生命をかけて自民党入りする議員が現れ出した。民主党政権時代の環境相を務めた細野豪志衆院議員(静岡5区)と現在は無所属の鷲尾英一郎衆院議員(新潟2区)である。2人の元民主党議員の転身が実を結ぶかどうかは神のみぞ知るである。   (おわり)

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