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2018年10月11日 (木)

日本最強の政党組織を誇る公明党の崩壊の始まり

法華経系の在家仏教の団体で、国内に公称827万世帯を擁する【創価学会】政治部が【公明党である。 だが学実調査によれば日本の人口の2%程度であるのでその調査結果を信じれば【創価学会員】の数は250万人前後である。但し、沖縄県は全国で創価学会員の比率が最も高く県議会選挙や市町村議会選挙の公明党の得票から判断すれば5%を超え、公明党支持者の数は7万人を超えている。
【創価】とは【価値創造】の意味。創価学会は価値の中心の【生命の尊厳】の確立を置き、それに基づいた【万人の幸福】と【世界の.平和】に実現を目指している。創価学会を日本最大の宗教団体にまで成長させた最大の貢献者は創価学会3代目会長の池田大作現名誉会長で、熱心な創価学会会員にとって池田氏は神のような存在に他ならない。
池田名誉会長は現在、病気療養中と噂され、この10年間公式の場に姿を現すことはなかった。その結果、現在の【創価学会の最高権力者】は原田稔会長と言われている。
池田名誉会長は【世界平和】の実現を目指していたことから【集団的自衛権の行使】には反対の立場を堅持していた。ところが安倍内閣は2014年7月1日に【集団的自衛権の行使容認】を閣議決定した。自民党と連立与党を形成していた【公明党】は連立与党に残ることを優先して苦渋の選択として【集団的自衛権の行使】の容認に舵を切った。創価学会現執行部の同意を得た上で。だが池田名誉会長の教えを金科玉条としてきた高齢者の会員は【集団的自衛権行使容認問題】で【公明党支持】に疑念を抱くようになったのである。
9月30日の沖縄県知事選で【公明党沖縄県連】は自民党とともに前宜野湾市長の佐喜真淳候補を推薦したが玉城デニー候補に8万票もの大差を付けられて大敗した。この結果は沖縄の創価学会員の多くが棄権か対立候補の玉城氏に一票を投じた結果であろう。
【公明党】ほど各種選挙において【票割】ができる政党はない。筆者の住む栃木県宇都宮市は人口約51万人であるが2015年の統一地方選挙の宇都宮市議会議員選挙で投票率40%という低投票率の中で公明党は6人の市議を誕生させた。その合計得票数は1万7694票。
市議選の2週間前に実施された栃木県県議会議員選挙の宇都宮市・上三川町選挙区では2人の県議を誕生させた。【公明党】の2人の候補者が獲得した票数は野澤和一候補が11318票、山口恒夫候補が1万1167票の合計2万3034票でそのうちの1351票は上三川町の票であった。2人の候補の票数の差が僅か151票ということは票割を行ったという証である。投票率が低かった県議選の票が市議選の票を3500票上回ったことは市議選で創価学会会員の棄権票が県議選よりも多かったことを意味する。
ところで、来年は統一地方選挙の年である。これまで選挙の実戦部隊の指揮を執ってきた地区幹部と言われる創価学会の地域の世話役が解任されている事例が増えているという。【集団的自衛権行使容認】に納得できない会員が処分されているのである。綻びの見え始めた【公明党】が従来通りの票を出せるかどうか筆者は今から注目している。   (おわり)

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