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2018年8月26日 (日)

3選を目指し安倍首相自民党総裁選立候補正式に表明

9月7日公示、20日投開票の自民党総裁選挙を前に、安倍総理大臣は8月26日、視察先の鹿児島県で「【平成】の、その先の時代に向けて、新たな国造りを進めていく、その先頭に立つ決意だ」と述べ、3選を目指して立候補する考えを正式に表明した。
一方、石破茂・元幹事長(61 )は8月10日、国会内で記者会見し、9月の党総裁選に立候補する意向を正式に表明した。記者会見の中で石破氏は 森友・加計(かけ)学園問題をめぐる安倍政権の対応などを念頭に、【謙虚で正直で国民の思いに近い政治を目指す」と述べている。
今回の総裁選から新しい選挙方式を採用している。国会議員には1人一票が与えられ衆参合わせて自民党の国会議員は405人(衆議院283人、参議院122人)なので405票、地方党員全体には国会議員票と同等の405票が与えられ、投票総数は810票でその過半数の406票以上の票数を獲得した候補者が総裁に就任する。
国会議員票では安倍首相が現時点では圧倒的に有利で7割以上の票を獲得すると予測されている。安倍首相にとっての不安材料は、各種世論調査で【次の首相に相応しい人物】という設問では小泉進次郎衆院議員(神奈川11区)が安倍首相を上回っていることで、石破氏と小泉氏が協力することになれば石破氏が国会議員票で3割を超える票を獲得する可能性が出てくる。
現時点で石破氏を支持する議員数は石破氏自身が率いる派閥【水月会】の20人と第3派閥の【竹下派】の参議員21人と同派の衆議院議員34人のうちの一部の議員の合計約50人である。
国民的人気が高い小泉氏は今年の3月に会員30人の派閥横断の政策勉強会【2020年以降の経済社会構想会議】を立上げ小泉氏は会長代行に就任した。会員の所属する派閥の人数の内訳は総裁派閥【細田派】が7人、第2派閥【麻生派】が3人、【竹下派】が4人、【岸田派】が5人、【二階派】が4人、【谷垣グループ】が3人、【無派閥】が小泉氏を含めて4人である。
【政党助成金】が存在しなかった1993年以前の【派閥】は派閥が選挙資金の面倒をみていたことから派閥の所属議員に対する支配力は強固であったが現在は派閥の所属議員に対する支配力は弱体化している。それだけに若手に影響力を持っている小泉氏の動向に首相周辺は神経を尖らしている。
石破氏陣営は地方党員票の獲得に活路を見出そうとしているが地方党員の大半は自民党国会議員の後援会に組み込まれていることから石破氏を支持する国会議員数が圧倒的に少ないので党員票の獲得でも安倍首相が優位に立っている
。石破氏は今回の票数の出方次第で次の首相のへの道が開かれるのかあるいは閉ざされるのかが決まることになる。   (おわり)

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