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2018年7月20日 (金)

平成30年7月豪雨の被害で鉄道路線の復旧越年

【平成30年7月豪雨】の人的被害は、7月19日夕刻の時点で広島、岡山、愛媛の3県を中心に13県で死者が223人、行方不明者が11人である。【広島県】の死者は最も多く112人、次いで岡山県が61人、愛媛県が26人であった。
【3県の死者197人】の内訳は【広島県】では、呉市で24人、広島市で20人、坂町で16人、東広島市で12人、熊野町で12人、三原市で8人、竹原市で4人、福山市で2人、尾道市で2人、府中市で2人、安芸高田市で2人、海田町で1人、今回の記録的な豪雨で広島県内の死者はは合わせて112人に上っている
【岡山県】では、倉敷市が最も多く52人で、このうち51人が広範囲が浸水した真備町である。さらに、総社市で4人、笠岡市で3人、井原市で2人の合わせて61人の死者。
【愛媛県】では、宇和島市で11人、西予市で5人、大洲市で4人、松山市で4人、今治市で2人の、合わせて26人の死者が発生した。
【死者】多かったっ地域は住宅の損壊、河川の氾濫、河川の堤防の決壊、橋梁の崩落、土砂の流失、浸水、断水などの被害も甚大である。
鉄道の被害が広範囲にわたっているのも広島、岡山、愛媛の3県である。
東海道本線と連結しているJR西日本管内の【山陽線】(神戸駅―北九州市門司駅 534.4km)は日本の大動脈であるが63カ所で被災して全線が復旧するには数カ月を要する模様である。駅構内の線路が瀬野川の氾濫で土砂で埋まった広島県安芸郡海田町海田市(かいたいち)駅―広島県広島市安芸区瀬野駅間の復旧は8月中旬、瀬野ー三原駅(広島県三原市)間の復旧は10~12月中旬。山陽線全線の復旧は来年1月になる見通し。山陽線の復旧が遅れれば中国地方の製造業への部品の供給に支障をきたし経済への影響は計り知れない。
【JR呉(くれ)線】(三原駅ー海田市駅 87.0km)の海田市―坂間の復旧は8月中旬、坂―広間の復旧は11月中旬。呉線全線の再開も来年1月の見通し。
広島市と岡山県北部の都市新見市を結ぶ【JR芸備線】(広島駅―岡山県新見市備中神代(こうじろ)駅 159.1km)は広島市安佐北区の狩留家(かるが)駅―白木山駅間の三篠川に架かる鉄橋が増水のため崩落、その結果、芸備線の全線復旧には最低1年は要する。
広島県の瀬戸内海沿岸の都市、福山市と広島県北部の三次(みよし)市を結ぶ【JR福塩(ふくえん)線】(福山駅―三次市塩町駅 78.0km)は塩町―府中間の復旧には1年間は必要なので全線復旧は来年の7月以降。
島根県松江市と広島県北部の都市庄原市を結ぶ【JR木次(きすき)線】も出雲横田―備後落合(庄原市)間の復旧に1年の歳月を要することから全線復旧は来年の7月以降になる見通し。
広島県と岡山県の内陸部の重要な輸送手段が破壊されたので地域経済に及ぼす悪影響は予測不能である。1日も早いローカル鉄道の復旧が望まれる。   (おわり)

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