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2018年4月30日 (月)

国民民主党・選挙互助会政党の復活

昨年10月の衆院選前に誕生した【希望の党】の玉木雄一郎代表(衆院議員)と2009年9月~2012年11月まで政権の座にあった民主党を源流とする2016年3月に発足した【民進党】の大塚耕平代表(参院議員)は4月26日夜会談し、大型連休明けの5月7日、【国民民主党】を結成することで合意した。
新党は穏健保守からリベラルまでを抱合する、「中道改革政党」の道を歩み、当面は玉木・大塚両氏が共同で代表を務めることになる。
現在、希望の党に所属する国会議員は衆参あわせて54人(衆院51人、参院3人)、民進は党籍を離脱している、参議院副議長を除いて52人(衆院12人、参院40人)である。全議員が新党に参加すれば106人。立憲民主党の62人を抜き、野党第1党となる。幹部は「自民党に代わる、新しい受け皿になる」としている、野党第一党となるかどうかは今の段階では不透明である。。
既に新党不参加を表明しているのは【希望の党】では細野豪志衆院議員(静岡5区)、長島昭久衆院議員(東京21区)、松沢成文参院議員(神奈川選挙区)。【民進党】所属議員では元代表の岡田克也衆院議員(三重3区)、民主党政権下の元財務相の安住淳衆院議員(宮城5区)、同じく元経産相の鉢呂吉雄参院議員(北海道選挙区)、小川敏夫参院議員(東京選挙区)の4人である。2人の参院議員は【立憲民主党】入りする。
4月27日、岡田氏は記者会見を開き、「民進党を離党し、完全な無所属になって、【国民民主党】と【立憲民主党】の距離を縮める努力をするのが私の役割だ」と述べ、新党には参加せず、無所属で活動することを明言した。
何故この時期に【政治理念が不明確な】新党・【国民民主党】を発足させたのか。その理由は4月28日に開催される【連合】主催の恒例の第89回【メーデ―中央大会】に間に合わせるためである。
【連合】は民主党政権誕生の最大の功労者にして民主党最大の支援組織であった。ところが昨年の第48回衆院選直前に民主党の後継政党の民進党の所属議員が【立憲民主党】、【希望の党】、【民進党】に分裂して【連合】はまた裂き状態に陥ったのである。その結果、衆院選が終わってみれば5~60人規模の少数政党に旧民主党とは3分裂してしまった。
岡田元民進党代表は政権交代可能な【2大政党制】実現のために【立憲民主党】と新党【国民民主党】の合流を目指しているが約40%を占める【支持政党なし】の【無党派層】の共感を得るとは思えない。どう言い繕っても来年7月の参院選といつ実施されるかは未定であるが2021年10月までには実施される第49回衆院選のために【選挙互助会】政党になることは間違いはないからだ。
【2大政党制】の先進国アメリカは2大政党制が確立したのは1854年で確立するまでに80年の歳月を要している。日本ではまだ試行錯誤が続くことになる。   (おわり)

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