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2018年4月11日 (水)

安倍内閣に見切りをつけた財務省

2018年3月19日の参議院予算委員会において、財務省の決裁文書改竄問題に関して太田充理財局長に対し、和田政宗参院議員(宮城選挙区選出)は「太田理財局長は民主党政権時代に野田総理の秘書官も務めていて増税派だからアベノミクスをつぶすために、安倍政権を貶めるために意図的に変な答弁をしているんじゃないですか」と発言した.。
和田議員は解党した【みんなの党】の公認候補として2013年の参議院選に宮城選挙区(定数2)から立候補して当選した。その後、紆余曲折があって自民党に入党した新参者である。自民党執行部に存在を認めてもらうために勇み足の質問をしたことになる。
和田議員の質問に対し、大田充財務省理財局長は「私は公務員として、お仕えした方に一生懸命お仕えすることが仕事なので、それを言われるとさすがにいくらなんでも。そんなつもりは全くありません。それはいくらなんでも、それはいくらなんでも。ご容赦ください」と返答した、
太田氏は2011年に野田内閣の誕生によって主計局次長から総理秘書官となったが政権交代が起こったために太田氏は昇進が遅れる結果となった。
和田氏の質問内容には与野党からも苦言が相次ぎ、麻生太郎財務相が「その種のレベルの低い質問はいかがなものかと、軽蔑はします」と和田を批判している。
この和田氏の誇り高い財務省幹部職員の自尊心を踏みにじるような低俗な質問によって財務省は安倍内閣と決別する覚悟を決めたのであろう。2014年の消費税税率引き上げ以降、安倍首相が財務省を軽視してきたことが財務省が反安倍を決断した根底にある。
財務省の反撃の第一弾は大田理財局長の4月9日の参院決算委員会での答弁だ。【ハフィントンポスト】は9日午後、『森友学園への国有地売却問題で、財務省の太田充理財局長は9日午前の参院決算委員会で、理財局職員が昨年2月20日に森友学園側の弁護士に電話で地下埋設物の撤去について「費用に関して相当かかった気がする」「トラック何千台も走った気がする」といった言い方をするよう求めていたことを明らかにした。』と配信した。
大田理財局長の答弁は前任者の佐川宣寿氏の答弁内容を否定するものであった。
さらに追い打ちをかけたのが4月10発売の【文芸春秋】2018年5月号で昨年の予算員会で答弁に立った佐川理財局長に総理秘書官の一人から【もっと強気で行け PMより】という内容のメモが渡されたと記された記事が掲載されている。佐川氏に指示を出していたのはPM氏ということになる。【PM】とは霞が関の官僚の隠語で【Prime  Minister】(首相)を指す。
このメモは省内で危地に陥った時の免罪符として佐川氏が保存しておいたものであろう。財務省理財局が【文芸春秋】にメモの存在をリークしたことになる。
安倍首相や官邸が否定してもそれを覆す証拠となる文書が今後次々と財務省によって公表されることになるであろう。安倍首相は進退窮まれるという状況に追い込まれたことになる。   (おわり)

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