« 内閣人事局設置に端を発した政界・官界の良好な関係の崩壊 | トップページ | アメリカは関税によって貿易不均衡を是正できるのか »

2018年3月21日 (水)

石破元地方創生担当相の古巣竹下派は総裁選で石破氏を支援か

財務省が3月12日に森友学園国有地売却決済書の改竄を公式に認めたことが契機になって大手マスメディア各社の世論調査で安倍内閣の支持率が30%台まで急落し、不支持率は40%台後半あるいは日本テレビのように50%台である。つまり3月17~19日に行われた世論調査で内閣不支持率が内閣支持率を上回ったことを意味し、その差が10%を超えている状況は安倍内閣が危険水域に入ったことを示唆している。
ところで、野党が要求していた3月9日に国税庁長官を辞任した佐川宣寿氏の衆参予算委員会への証人喚問を与党が容認したことによって国民の関心事は佐川氏の証言内容に移った。佐川氏の証言内容に国民が納得しなければ安倍内閣の支持率が30%を割るという状況が生まれるかもしれない。
昨年3月の佐川氏の明らかに安倍内閣を擁護した強気の発言から判断すれば27日の発言内容が国民の腑に落ちる内容になるとは思えない。国民が不満を漏らす発言内容であれば安倍内閣の支持率はさらに下落することになる。
3月末に実施されるマスメディアの世論調査で内閣支持率が3月17~19日実施の世論調査の内閣支持率を下回れば自民党内部は9月の総裁選に向けた動きが活発化するのは必定である。
安倍内閣のj支持率急降下で安倍首相の総裁3選に黄信号が灯ったと元気づいたのが引退した大物政治家たちである。上手く立ち回ってあわよくばキングメーカーになり、政治的な影響力を持ち続けたいということなのであろう。
【ヨミウリオンライン】は3月18日午前、大物OBと4月に額賀派から竹下派に衣替えする自民党第3派閥の内情について『「誰をやるか(支持するか)は全く決めていない。政局はわずか1、2週間でがらりと変わる」
竹下氏は14日、総裁選への対応について記者団にこう語った。白紙であることを強調したものだ。
同派会長の額賀福志郎・元財務相は、14日に開かれた派閥の政治資金パーティーで、後継に竹下氏を指名した。竹下氏は4月にも正式就任する。額賀派を離脱した石破氏に反感を抱く額賀氏と異なり、竹下氏はかねて石破氏と親交が深い。竹下氏が島根、石破氏が鳥取と選挙区が隣り合わせの上、2008年の総裁選では、竹下氏が石破氏の推薦人集めに奔走した。
竹下氏を支え、額賀派内で隠然とした影響力を保つ青木幹雄・元官房長官も、息子の青木一彦参院議員の選挙で石破氏から支援を受けた。自民党内では「竹下氏は次期総裁選で『石破支持』にかじを切るのではないか」との見方が出ている。』と配信した。
自民党第3派閥の額賀派は所属議員が現在は55人(衆院34人、参院21人)である。4月に派閥の代表に就任する故竹下登首相の実弟竹下亘が石破茂氏支持を打ち出せば同派閥に所属している安倍内閣の閣僚の茂木敏充経済再生担当相と加藤勝信厚労相など5人前後は派閥を離脱することになる可能性が高い。
竹下氏の支持を取り付ければ石破氏支持の国会議員は石破派の20人と合わせて70人となり地方票を合わせれば石破氏が優位に立つことになる。総裁選の動向を決めるのは内閣支持率である。   (おわり)

|

« 内閣人事局設置に端を発した政界・官界の良好な関係の崩壊 | トップページ | アメリカは関税によって貿易不均衡を是正できるのか »

9政局」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 石破元地方創生担当相の古巣竹下派は総裁選で石破氏を支援か:

« 内閣人事局設置に端を発した政界・官界の良好な関係の崩壊 | トップページ | アメリカは関税によって貿易不均衡を是正できるのか »