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2017年10月 3日 (火)

希望の党第一次公認192人を発表、与野党の大物議員に刺客

希望の党が9月3日午後4時過ぎに第一次公認の192人の名前と選挙区を発表した。第一次公認者192人は全員【政策協定書】の署名を完了している。公認メンバーの選定作業に小池代表の側近中の側近の若狭勝氏とともに従事していた民進党の玄葉光一郎氏は「192人の公認者のうち民進党出身者は110人」と述べた。
191人が小選挙区から立候補するが民進党の寺田学氏だけは【比例東北】単独の立候補である。寺田氏が現職議員であることを配慮して【比例東北】の名簿順位は1位である。第一次公認者のうち民進党出身の現職議員は52人で女性の公認候補者は35人である。
この後、10日の告示日までに2次、3次の公認者合計40人超を発表する段取りになっている。小池代表が明言したように小選挙区と比例区を合わせて衆院の過半数の233人を超える
【希望の党】の公認発表が何度か先送りされたのは時間をかけて情報を小出しにリークして民進党の【リベラル派議員】に引導を渡したということであろう。篩に掛けられて【希望の党】からの立候補を断念して昨日(9月2日)に民進党代表代行枝野幸男氏が結成を宣言した新党【立憲民主党】に参加するリベラル派議員は現時点で10人とみられている。
【立憲民主党】に参加するのは枝野幸男氏(埼玉5区)、菅直人氏(比例東京)、赤松広隆氏(愛知5区)、長妻昭氏(東京7区)、阿部知子氏(比例南関東)、辻元清美氏(大阪5区)、、逢坂誠二氏(北海道8区)、近藤昭一氏(愛知3区)など10人である。
この中で小選挙区での当選が危ぶまれているのが枝野氏、菅氏、阿部氏である。枝野氏は前回選挙では自民党の牧原秀樹氏に選挙終盤で急迫され、3400票差でかろうじて逃げ切った。今回は【希望の党】が候補者を擁立するので枝野氏はかなり厳しい選挙戦になり、小選挙区では自民党の牧原氏に敗れる可能性が高い。比例区の復活当選も極めて困難な状態だ。というのは比例北関東(埼玉県、茨城県、群馬県、栃木県)で立憲民主党で比例当選できる票数を集めるのは現時点では至難の業と思えるからだ。
菅氏は前々回、前回東京18区で戦ったが2度とも自民党の土屋氏に敗れ比例東京での復活当選であった。7月の都議選では東京18区に所属している武蔵野市と府中市選出の2人の都議が民進党を離党して都民ファーストの会から立候補して当選した。菅氏を支える支える都議は1人も今回の選挙ではいないのだ。菅氏は今回の選挙では票数を大きく減らす可能性が高い。比例東京で立憲民主党が当選者を出せる比例票を獲得できる可能性は極めて低い。神奈川12区から立候補する阿部氏も事情は同じで今回も小選挙区では前回以上に自民党の星野剛士氏との票差は広がると思われる。立憲民主党の候補者は南関東(神奈川県、千葉県)では2~3人程度なので比例の当選票を獲得できる可能性はこれまた低い。
希望の党は安倍首相の選挙区(山口4区)には新人の藤田時雄氏、菅官房長官の選挙区(神奈川2区)にはやはり新人の橋本久美氏を擁立する。この選挙区で希望の党の候補者が当選するとは考え難いがどの程度の批判票が出るのか興味深い。   (おわり)

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