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2017年9月 6日 (水)

民進党、小池新党の誕生によって分裂、消滅の道を突き進むのか

9月1日に行われた民進党代表選挙で民主党時代に代表を務めた経験を持つ前原誠司元外相が選ばれた。前原新代表は党のNo2である幹事長に昨年の通常国会の前半戦で【待機児童問題】を取り上げ舌鋒鋭く安倍首相と論戦を繰り広げて存在感を高め、その後誕生した民進党初代政調会長に抜擢された当選2回の山尾志桜里氏(43、愛知7区)を起用する意向であった。
ところが役員人事を発表する場である民進党の【両院議員総会】が開かれる前日の9月4日に山尾氏の起用を断念している。山尾氏の幹事長起用を見送った原因は当初、当選2回と政治経験の浅い山尾氏の起用に党内で反対論が噴出したためと思われていた。
筆者は山尾氏の幹事長起用報道を知った時点で幹事長職を無難に務められるのかと疑問を抱くとともに民進党の人材不足を危惧した。山尾氏の経歴から推測すると組織人としての適応能力に疑問符が付く。山尾氏は1999年東大法学部卒業後、2002年に司法試験に合格、2004年に検察官に任官している。問題はその後である。東京地方検察庁、千葉地方検察庁、名古屋地方検察庁岡崎支部に勤務し、2007年に退官した。在職わずか3年で2回の転勤を命じられ、しかも転勤のたびに降格している。同じ職場に1年しか在職していないのである。組織人として失格という烙印を上司から押されたことになる。こうした性癖は治らないので調整役が重要な任務である幹事長には不向きなのだ。
民進党の人材不足ということは明白である。民進党には衆院議員が92人所属しているがそのうちの53%の49人は比例区選出の議員であるから党の重要な役職幹事長になる資格はない。そのために小選挙区選出の43人の議員の中から幹事長を起用することになる。支持率が10%を下回っている民進党を立て直すのは新鮮さをアピールするサプライズ人事が前はr代表には必要だったということになる。そこで女性であり、良くも悪くも知名度の高い山尾氏に白羽の矢が立ったのである。
ところがである。9月7日発売号の【週刊文春】に山尾議員の不倫疑惑の記事が掲載されることが判明したのである。【待機児童問題】で脚光を浴びた山尾氏を幹事長に起用したならば子育て世代の女性から非難の集中砲火を浴びることを恐れて前原代表は山尾氏の幹事長を断念したというのが真相である。文春の記事には【山尾志桜里(43)がイケメン弁護士(9歳年下)と「お泊り禁断愛」】という題がが付けられているという。
2人の密会は民進党代表選の前日8月31日と前原代表が山尾氏の幹事長起用を断念した前日の9月3日に行われ、しかも密会現場の写真が存在する。何とも緊張感に欠ける腹立たしいスキャンダルである。
小池東京都知事の側近の若狭勝衆院議員(東京10区)が中心になって結成されるであろう小池新党に民進党離党組がなだれこむ都議選の構図の再現となる可能性が高まったと言えよう。9月5日午後に開催された民進党両院総会の出席者は6割に満たなかったと報じられているから離党を検討している議員が40人を超えていることになる。民進党は小池新党の結成と同時に分裂・消滅の道を辿ることになるかもしれない。   (おわり)

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