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2017年7月14日 (金)

GMとフォードが生き残りをかけてシリコンバレーの技術革新に挑む

米調査会社【オートデータ】が7月3日に発表した2017年6月の【米新車販売台数】は米国のビッグスリーの【GM】が前年同月比―4.8%の18万7348台で、【1~6月の累計販売台数】は前年同期比の-1.8%の141万3285台、【フォード】が前年同月比5.0%減の22万7166台、【1~6月の累計販売台数】は前年同期比3.8%減の129万4397台、【FCA】(クライスラー)が6月の販売台数は前年同月比で7.4%減って18万7348台、【1~6月の累計販売台数】は6.4%減って106万7362台であった。米国に生産拠点を持に日系メーカーの6月の販売台数と【!~6月の累計販売台数】は、【トヨタ】が6月の販売台数は前年同月比2.7%プラスの20万2376台、【累計販売台数】は115万5165台、【日産】が6月は2.0%増の14万3328台、累計販売台数が2.7%増の81万9688台、【ホンダ】が前年同月比0.8%増えて13万9793台、累積販売台数は前年同期比0.1%減って79万1886台、
韓国系の【現代】は6月が前年同月比ー19.2%の5万4507台、累計販売台数は-7.4%の34万6360台、同じく【起亜】が10.3%減の5万6143台、【累積販売台数】は9.9%減の29万5736台であった。
【1^6月の累積販売台数】で前年より増えたのは日系メーカーの【日産】と【スバル】そしてドイツの【VW】の3メーカーであり、明らかに米国ぬ販売需要は減少期に入ったと思われる。
投資家はこの数カ月、米国の自動車販売台数が循環的に巡ってくるピークに達したかもしれないとの新たなリスクを警戒し始めている。過去に販売台数が下降局面に入った時、【GM】と【フォード】両社の利益は激減した。現在の米国株式指数の一つ【S&P500種指数】の構成企業の株価収益率(PER)は一般的には14~20が健全な企業であるとされる。
【PER】(Price Earnings Ratio)は株価を一株当たり当期純利益で割ったものであり、次の式で求められる。
株価収益率 = 株価 ÷ 一株当たり当期純利益
株主の側から見れば、「利益が全て配当に回された場合に何年で元本を回収できるか」という指標として見ることができる。投資家の観点からは【PER】の数値が高い企業ほど将来性がある企業で低い企業は将来性がない企業である。
経済週刊誌【日経ビジネス】(電子版)は7月14日、GMとフォードに関して『GMとフォードの2016年12月期の純利益は、合わせて180億ドル(約2兆520億円)だったが、株価の時価総額は980億ドル(約11兆1720億円)に過ぎない。時価総額を純利益で割ってはじき出す収益率を示すPERは、5.4倍という低さだ。これは両社の利益が今後、急速に減っていくと市場や投資家から予想されていることを示している。
投資家たちは、21世紀の輸送テクノロジーを支配するのは電気自動車(EV)や、配車サービス、相乗りサービス、自動運転車といった新たな技術やサービスを開発する若い会社だとみている。そして米ウォール街は、そうした投資家が期待を寄せる新興企業に強い魅力を感じている。
米シリコンバレーにあるウーバーテクノロジーズやテスラ、米グーグルの自動運転車開発部門が独立したウェイモは、いずれもGMとフォードよりも時価総額が高いとみられている(編集注:ウーバーとウェイモは現時点では非上場)。3社とも赤字で、年間の売上高はフォードやGMの2週間分程度しかないにもかからず、今後の成長に対する期待が驚くほど高いということだ。』と配信した。
GMとフォードの悩みは既存の自動車メーカーにとって共通の悩みである。技術革新を怠ったメーカーは市場から去っていく運命にある。   (おわり)

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