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2017年6月24日 (土)

2017年都議選中盤戦予測1-1(23区)

東京都の23の特別区の選挙区の定数は1人(2)区、2人区(5)、3人区(5)、4人区(4)、5人区(2)、6人区(3)、8人区(2)の7種類に分かれている。
【1人区】は千代田区と中央区であるが千代田区は【都議会のドン】と呼ばれていた内田氏が引退したために自民党は小池都知事が主宰していた政治塾【希望の塾】の塾生であった若い女性を擁立した。公認が決定したのが遅れたことに伴う準備不足と知名度不足、さらに演説下手がマイナス要因。【都民ファーストの会】の公認候補の樋口高顕氏(32)は小池知事の知事選の際の選挙スタッフで、千代田区長石川雅己氏の全面支援を受けているので圧勝すると思われる。
【中央区】自民党は8期の立石氏が反党的行為を行ったために、13年の都議選でみんなの党から立候補した石島秀起氏を擁立したが立石氏が無所属で出馬するので自民票が石島氏、立石氏、【都民ファーストの会】の西郷あゆ美氏に割れる可能性が高く、公明票と浮動票を見込める西郷氏が当選する可能性が高い。西郷氏は明治維新の立役者西郷隆盛の直系5代目当主夫人である。自民党は1人区で2議席を失うことになる。
【2人区】は港区、文京区、台東区、渋谷区、荒川区の5選挙区。【港区】は前回の都議選で自民が2議席独占したが今回は【都民ファーストン会】の入江のぶ子氏が当選する確率が高く、自民党は1議席を失う。
【文京区】2013年の前回選挙で民主党公認で17000票を獲得した増子博樹氏が【都民ファーストの会】から出馬する。連合東京の推薦を前回同様得ているうえに公明党票が50%としても文京区には公明票は8800票はあるので4400票さらに自民党票も増子氏に流れるのでトップ当選の可能性が高い。前回は自民党の中屋文孝氏が28460票、共産党の候補者が19693票で当選したが中屋氏は今回は18000票が限度で、共産党の候補者との2位争いになり、落選の可能性すらある。
【台東区】自民党区議であった保坂まさひろ氏が【都民ファーストの会】から立候補する。保坂氏は2015年区議選では4000票を超える得票でトップ当選。父親が自民党の参院議員であったこともあり、自民党票で10000票にはなる。公明票の6割を取り込んでも5100漂を上乗せできるのでトップ当選の可能性が高い。自民党の和泉候補は昨年の都議選補欠選挙で議席を獲得したので後援会は盤石だはない。民進党を離党した中山寛進(ひろゆき)氏は【都民ファーストの会】の推薦を受けている。父親が台東区を地盤とする東京2区選出の衆院議員を務めていたので自民党の和泉氏との激しい2位争いを繰り広げることになり、結果は予断を許さない。
【荒川区】公明党が2人区で議席を確保している唯一の選挙区である。【公明党】は今回新人を擁立するが基礎票は20000漂を超えているので当選は確実である。【都民ファーストの会】は民進党を離党した滝口学氏を擁立する。連合東京の推薦を受けているので滝口氏には10000票の基礎票がある。前回選挙でトップ当選した都議会自民党主流派の崎山知尚氏の得票は2万2361票であった。今回は4割程度は都民ファーストの会の滝口氏に流れると思われるので崎山氏は落選の確率が高い。自民党は1議席を失う。
【渋谷区】自民党現職の前田和茂氏は昨年の補選で議席を獲得したのでどの程度の票を得られるのか予測は難しい。【都民ファーストの会】は知名度の高い元テレビ朝日アナウンサーの龍円愛梨氏を擁立してトップ当選を目指す。さらに現職の無所属大津浩子氏を推薦して2議席独占を狙う。大津氏と前田氏の争いの行方は現時点では。予測不能だ。
1人区と2人区の7選挙区で【都民ファーストの会】は7議席を獲得し、自民党は1人区では前回の2議席がゼロになり、2人区では荒川区で議席を失い、港区では1議席失うことになる。残りの3選挙区では2位争いを展開している。自民党の獲得議席は現時点で4議席である。   (つづく)


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