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2017年6月25日 (日)

2017年都議選中盤戦予測1-2(23区)

【3人区】は豊島区、墨田区、北区、目黒区、中野区の5選挙区区である。このうち北区と中野区は定数が4から3の減区となった。
【豊島区】は小池都知事の衆院議員時代の選挙区であった。【都民ファーストの会】は都知事選の時自民党を除名覚悟で小池知事を支援した【7人の侍】(小池都知事が命名した)の7人の区議のうち5人の豊島区議のリーダー格の本橋弘隆氏を擁立した。5期目の高野之夫(ゆきお)豊島区長が全面的に支援し、小池知事としても絶対に落とせない候補者である。小池人気で当選確実であろう。公明党の長橋桂一候補も1万8000票を超える組織票に守られて当選確実だ。2万6693票を獲得して前回トップ当選した自民党の堀宏道(こうどう)候補は知事選で小池知事を支援しなかったために前回票の半分近くの票を本橋氏に奪われ、共産党の現職米倉春菜候補と3位争いを演じることになる。浮動票を期待できる33歳の米倉氏が有利である。豊島区では自民党が1議席失う可能性がある。
【中野区】定数が1減ったために一転して激戦区となった。【都民ファーストの会】は小池知事の自宅に同居して6年間秘書を務めた35歳の女性荒木千陽(ちひろ)氏を擁立した。明るい性格で落下傘候補でありながら短期間で選挙区に馴染んだようだ。当選は確実とされる。2万票の基礎票を持つ公明党候補も当選確実である。残りの1議席を巡って自民党、民進党、共産党の候補者で争う。自民党は前回28832票を得てトップ当選した都議会議長の川井重勇(しげお)氏(69)。小池知事が初登庁をした日、マスコミから知事との握手を求められたがそれを拒否したために評価を落とした人物である。自民党支持票を荒木氏と取り合うことになる。民進党は現職の西沢圭太氏。前回1万90票で当選した。中野区を含む東京6区は【ミスター年金】こと民主党政権下で厚労相務めた長妻昭氏の選挙区である。自民党は松本文明史がこの選挙から出馬しているが長妻氏に敗れ、比例区で当選しているので川井氏が不利であろう。この選挙区も自民党が議席を失う可能性が高い選挙区である。
【北区】ここも定数が1減った。【都民ファーストの会】は現職の音喜多駿幹事長を擁立した。音喜多氏は前回はトップ当選した自民党の高木啓氏に約2万票離された最下位当選であったが、今回は知事与党の幹事長で、知名度も上がった。当選圏に入ったと考えて差しさわりはないであろう。北区は公明党と共産党の組織が堅固なところである。公明党は2万8000票、共産党は2万5000票の基礎票がある。高木啓都議会自民党幹事長は政治資金で銀座や新宿の高級クラブに出入りしていたことが発覚して支持者の顰蹙を買った。苦戦は免れない。
【目黒区】前回は自民党が2議席を確保し、民主党の現職の伊藤悠氏が1200票の差で落選した。伊藤氏は今回は【都民ファーストの会】の公認を得て立候補した。連合東京の推薦も得ているのでトップ当選の可能性が高い。1万7000票の基礎票のある公明党も1議席を確保することは確実である。3位争いは自民党の現職2人の間で行われるので自民党は議席を一つ減らすことになる。
【墨田区】前回は3議席を自民2、公明1で分け合ったが今回は【都民ファーストの会】が27歳の女性公認会計士の成清(なりきよ)梨沙子氏を擁立したので議席を【都民ファーストの会】、自民、公明党で1議席づつ分け合うことになる可能性が大きい。この区も自民が1議席減らすことになる。
【3人区】では【都民ファーストの会】が4議席、公明党が4議席、自民党が2~4議席、共産党が0~2議席を獲得する可能性がある。   (おわり)

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