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2017年6月29日 (木)

2017年都議選中盤戦予測(市町村)1

自民党都連関係者の間で密かに自民党候補者が当落線上にあり苦戦しているとささやかれている選挙区が17ある。今回取り上げる市町村の選挙区では青梅市、昭島市、武蔵野市、八王子市、北多磨第1選挙区、同第2選挙区の6選挙区である。
【青梅市】(1人区)は6期目を目指すベテランの自民党野村有信氏に【都民ファーストの会】の森村隆行氏と共産党の新人が挑む。野村氏は前回30208票を獲得し、共産党の新人に圧勝した。30000票のうち1万票は公明党票なので野村氏は後援会を手堅くまとめても20000票が限度である。野村氏は76歳の高齢で有権者に飽きられている可能性があるので野村氏の自民支持層のうち20%は森村氏に流れると思われる。野村氏の票は1万5000票と予測されるので森村氏が当選する可能性が高い。
【昭島市】(1人区)前回16633票を得て当選した神野次郎氏が自民党都連の公認を得られず出馬を見送り、中村豪志(たかし)氏が公募で公認候補となった。昭島市では公明党は5人の市議を擁し、10000票の組織票を持っ
ている。【都民ファーストの会】公認の内山真吾氏は公明党票と生活者ネットの3100票の組織票で13000票を確保した。先頃民進党を離党した昭島市を含む地域の選挙区・東京21区選出の長島昭久衆院議員も内山氏支持を表明した。自民党新人の中村氏は自民党票をまとめきれないので内山氏の当選の確率は極めて高い。
【武蔵野市】(1人区)前回22261票を獲得して当選した自民党現職の島崎義司氏と前回780票の差で惜敗した松下玲子氏、それに【都民ファーストの会】鈴木邦和氏が熾烈な争いを展開している。
武蔵野市には公明党の組織票は約5000票あるので島崎氏の今回の得票は1万7000票が目安になる。武蔵野市議会議員は26名であるがそのうち半数の13人は政党を名乗っていない。浮動票が多いということであろう。民主党の組織票は約7000票、生活者ネットが3000票であるから民進党の松下氏の基礎票は10000票である。武蔵野市は菅元首相の本拠地なのでリベラル派支持者が多い土地柄であるが菅氏も過去の人なので今回のリベラル支持層は【都民ファーストの会】の鈴木邦和氏に投票する可能性が高く、自民党支持層からの得票が見込める鈴木氏の当選の確率が高い。
【八王子市】(5人区)【創価学会】の聖地とも言われる八王子市には創価学会の重要施設が点在している。それだけに八王子市選挙区では公明党は常にトップ当選を目指している。前回の選挙で都議会公明党幹事長東村邦浩氏は4万5503票を獲得してトップ当選であった。今回もトップ当選は間違いない。前回自民党は現職2人が3万5860票と2万5396票で当選しているが今回は2人とも引退して後進に道を譲ることになった。
今回、当選が確定しているのは公明党の東村氏、共産党の現職清水秀子氏、【都民ファーストの会】の現職の両角(もろずみ)穣(みのる)氏の三人、残りの2議席を自民党の2人の新人伊藤祥広(しょうこう)氏と鈴木玲央(れお)氏、都民ファーストの新人滝田泰彦氏、民進党の新人安藤修三(おさみ)氏が争う。自民は新人なので地盤が安定せず票割が難しいので都民ファーストと自民党が議席を分け合うことになる。結局自民党は1議席減らすことになる。
5選挙区とも自民党にとって情勢は厳しい。   (つづく)

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