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2017年6月 2日 (金)

日経平均株価2万円を突破

6月2日の東京株式市場で【日経平均株価】は2日連続で大幅続伸し、終値は前日比317円高の2万0177円となり、2万円台の大台を回復した。2日の終値は2015年8月19日以来の約1年9カ月ぶりの高値水準である。前日の米国市場では【ISM製造業景況指数】や【ADP雇用統計】などの主要経済3指数がそろって最高値を更新したために【ダウ平均株価】は2万1000ドル台直前まで値上がりした。。
【日経平均株価】の2万円超えの原因はアメリカの経済指標が市場予想を上回ったことから景気の先行きに楽観的な見方が広がり、1日のニューヨーク市場で株価が大きく上昇したことに加えて、外国為替市場で好調な指標が相次いでいるアメリカのドルを買う動きから円安ドル高が進み、輸出関連企業の業績が上向くことへの期待感が出たためだ。
【ロイター通信】は2日夜、【日経平均株価】㋨2万円超えについて『日経平均.N225がようやく2万円の大台を突破した。良好な景気や堅調な企業業績見通しが、米株最高値更新という追い風を受けて再評価された形だが、約4週間、大台手前で「じらされた」エネルギーが噴き出した面もある。
アベノミクス相場の最高値・2万0952円は射程圏内との強気な声も多いが、海外の政治イベントが続くだけに、波乱の展開も警戒される。
注目されたのは、東証1部の売買代金。指数イベントもないなかで、3兆2232億円と膨らんだ。日経平均が450円高した5月8日の3兆4434億円以来、今年2番目の水準だ。
複数の市場筋によると、政府の意向を「忖度」(そんたく)した国内大手機関投資家の買い観測などもあったが、「ショートのカバーや踏み上げ、ヘッジ外しなど、2万円手前のもみあいで積み上がったポジションが一気に解消された」(外資系証券)との見方も有力だ。5月22日から30日までの間、東証1部売買代金は2兆円を下回る日もあり、薄商いが続いていた反動が出たとみられている。』と配信している。
ところで、【日経平均株価】2万円超えの要因はアメリカの株高だけではない。
財務省が6月1日に発表した【法人企業統計】によると、2017年の1ー3月期の全産業(金融・保険を除く)の設備投資は、史上予想を上回る前年同期比で2期連続のプラスとなった。【設備投資額】は前年同期比4..5%増の14兆2901億円。前期の2016年10~12月期の設備投資額は前年同期比の3..8%増であった。この2期連続の設備投資額の伸びを市場は評価して2日の【日経平均株価】は317円という大幅な上昇となったのである。
【日経平均株価】は今後も2万円台を維持するかどうかは判断が分かれるところだが国際情勢の変化に敏感に対応するのが【株価】なので2万台の【日経平均株価】は長続きしないと思われる。   (おわり)

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