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2017年4月19日 (水)

浜渦元東京都副知事の偽証罪成立の可能性は高い

東京都内に11設置されている中央卸売市場の一つである【築地市場】(東京都中央区築地)を江東区豊洲へ移転させる問題を巡り、様々な疑惑が浮上していた。その疑惑を解明するために都議会に調査特別委員会(百条委員会)が設けられた。
築地市場の移転先の用地取得の交渉役であった浜渦武夫元東京都副知事は3月19日に開催された【百条委員会に証人として喚問され、市場用地取得の経緯に関して証言をした。ところがその時の証言に偽証の疑いがかけられている。
市場移転先の用地の所有者の東京ガスとの交渉役を務めた浜渦氏は、東京都が東京ガスとの間で2001年7月に締結した基本合意以後、「豊洲開発について一切相談にあずかっていない」と証言。さらに基本合意の後に結ばれ、東京ガスが行う土壌汚染対策の範囲を限定的にしたとされる【2者間合意】についても「全く知らない」と否定している。
ところが、4月4日に開かれた百条委員会の証人喚問の席上で、元知事本局長の前川燿男(まえかわ・あきお)練馬区長が「実体上の決定権者は浜渦氏。終始一貫して責任を持っていた」と証言。都幹部が東京ガス側との交渉を浜渦氏に報告した資料も示されるなど、浜渦氏との証言にズレが見られた。そのため同委員会では、「(浜渦氏の証言は)偽証の可能性が高い」との指摘が出された。
【NHK NEWS WEB】は4月19日夕刻、浜渦氏の偽証罪適用に関して『都議会の百条委員会が先月19日に行った質疑では、証人として出席した浜渦元副知事が、東京ガスとの間で移転に向けた交渉を進めた際、基本合意を結んだ平成13年7月以降は交渉に一切関与していないと証言しましたが、都の元幹部がこれとは異なる証言をするなど食い違いがあり、複数の会派が、浜渦元副知事に偽証の疑いがあると指摘しています。
こうした中、各会派は19日、偽証の認定の根拠となる証言の内容や資料を議会側に提出しました。
このうち、最大会派の自民党は、認定に否定的な見解を示す一方、公明党、民進党系の東京改革議員団、共産党、都民ファーストの会、生活者ネットワークが、浜渦元副知事の証言は偽証にあたるという内容の見解を示しました。』と報じた。
都議会各会派は3カ月を切った都議選を見据えて【浜渦証言】を偽証と認定することが選挙戦で有利に働くかどうかという見地から結論を出さざるを得ない。都議会自民党は豊洲移転問題には深くかかわってきたために【浜渦証言】を偽証と認定したくてもできない立場だ。この問題をこれ以上追及すれば藪蛇となりかねないからだ。
他の会派は選挙戦で有利になると判断して偽証の認定に与(くみ)することになったのであろう。都議会自民党が過半数を掌握していないことから浜渦氏は偽証罪に問われる可能性が極めて高い。

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