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2017年4月 6日 (木)

2017年東京都議選の中盤情勢(2)

東京都の23特別区以外の基礎自治体の中で都議会議員選挙において1人の議員を選出する【1人区】は,武蔵野市】、【小金井市】、【昭島市】、【青梅市】、大島や八丈島を選挙区とする【島部】の5つである。
【武蔵野市選挙区】に立候補を予定しているのは現時点(4月6日で)、自民党公認候補の【島崎義司(よしじ)氏】、民進党公認候補の【松下玲子氏】の2人。【都民ファーストの会】は候補者を調整中。2013年の都議選では3選を目指していた松下氏が2万1487票を獲得したが新人の島崎氏に774票の僅差で敗れた。13年は民主党が政権の座を離れ、民主党(現民進党)の評判が地に堕ちていた次期であった。
武蔵野市内で約4400票の組織票を持つ公明党が今回は【都民ファーストの会】支持に回るので現職の島崎氏の苦戦は免れない。松下氏が民進党を離党して【都民ファーストの会】に入会しても民進党の東京都連の最大の支持組織【連合東京】は3月に【都民ファーストの会】と政策協定を結んだので松下氏を支援することには変わりない。松下氏が【都民ファーストの会の公認で立候補すれば島崎は惨敗する可能性は高い。万一、【都民ファーストの会】が独自の候補者を擁立しても公明党の票をは剥がされ、女性票を中心に自民党の票の大半は直近の世論調査では【都民ファーストの会】の候補者に投じられるので島崎氏の当選の確率は低いであろう。
【昭島市選挙区】自民党現職の神野次郎氏は形勢利あらずと考えたのか現時点では自民党の公認になっていない。前回の選挙では神野氏は1万6633票を獲得して約4500票の差をつけて民進党の女性候補を破った。昭島市では公明党は約10000票を保有している。神野氏の自民党票は7000票程度なので公明党が離れた以上勝ち目がないと観念したのであろう。民進党は前職の内山真吾氏を公認したが、内山氏は3月2日に民進党を離党した。【都民ファーストの会】が内山氏を受け入れれば選挙戦に突入しない可能性が濃厚になる。よしんば自民党が公募で公認候補を決めても準備不足で自民党は不利である。
【小金井市選挙区】現時点で立候補を表明しているの現職の木村基成氏だけである。木村氏は昨年暮れに都議会自民党会派を離脱し、3人で【新風自民党】という会派を立ち上げたがその後、自民党を離党して【都民ファーストの会】に入会したが現時点は公認は得ていない。自民党は木村氏が離党したために候補者を公募している。よほど小金井市で知名度が高い人物でなければ木村氏と互角の戦いはできないであろう。前回の都議選で約450票差で惜敗した民進党の西岡真一郎氏の動向が気になるところである。
【青梅市選挙区】前回選挙で3万208票の得票で圧勝した自民党の野村有信氏だけが立候補を表明している。今回の選挙では公明党の票約9500票が野村氏から逃げるので野村氏は年齢が76歳と高齢であり、苦戦することになりそうだ。前回の都議選の投票率は37.42%とかなり低かったので今回は10%程度は投票率がアップすると考えるべきであろう。浮動票が大量に野村氏に流れる可能性は高齢ということもあって極めて低い。【都民ファースト会】が候補者を擁立することは確実なので自民党と【都民ファーストの会】の一騎打ちになる。小池知事の人気によって約2万葉と考えられる野村氏の自民票が4割程度目減りする可能性が高く野村氏が落選する可能性は6分4分であろう。
【島部選挙区】この選挙区では公明票は2000票ほどである。自民党は現職の三宅正彦氏、【都民ファーストの会】は八丈町議の山下崇(そう)氏を擁立する。現時点では現職の野村氏が当選する確率が高い。
【1人区】では現時点で【都民ファースト会】が6人、自民党が1人当選という情勢と思われる。今後、自民党がどこまで自民党支持票を掘り起こせるかにかかっている。   (おわり)

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