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2017年3月14日 (火)

稲田防衛大臣参院予算委員会での答弁を撤回

大阪府豊中市の国有地売却にまつわる一連の疑惑が連日マスコミで取り上げられ、悪の根源のような扱いを受けていると被害妄想に陥ったのか国有地を取得した学校法人【森友学園】の籠池泰典前理事長のインタビューの動画が3月13日に動画サイト【YOU TUBE】で公開された。
インタビューの冒頭で籠池氏は「どうして自分だけが悪者になっているのかなと。不条理だ」と述べ、非難の矛先を稲田朋美防衛相に向けた。「国会の中で『籠池理事長を知りませんか?』と問われた時に『全然顔見知りじゃありませんよ』と言うわけでしょ。実際は知っている。何かとんでもないもんに触るような感じで言ってしまうのはね……」「旧知の仲だった」と憤懣を口にした。
籠池氏は稲田氏が自民党の政調会長であった1~2年前に「幼稚園業界の会合」で会ったと証言し、「時の政調会長だったけど直接話した。たくさんの人の前で」とも語っている。
弁護士としての稲田氏との関係についても、「(2005年に)衆院議員になられる前は顧問弁護士です」と述べた。森友学園が2004年、大阪市内に所有する不動産の担保抹消を金融機関に求めて大阪地裁に起こした民事訴訟の代理人弁護士を、稲田氏夫妻らが担ったとする具体例も示し、「前々から存じ上げていましたけれども、訴訟を通じて昵懇(じっこん)になっていった」と述べている。政治家の常とはいえ我が身に累が及ぶとみれば保身のために非情さを発揮する稲田防衛大臣に籠池氏は我慢がならなかったのであろう。
稲田防衛大臣は13日の参院予算委員会の答弁では一貫して籠池氏との関係を否認していた。しかしながら否定しても否定しきれない証拠が文書という形で残っているので一夜明けた14日には稲田大臣は前日の答弁を撤回して謝罪せざるを得なかった。
【フジテレビ】は14日夕刻、『稲田防衛相の13日の国会答弁。「森友学園」籠池氏の相談を受けたこともない、裁判に行ったこともない、こういう答弁だったが、一方で森友学園が起こした民事訴訟、「原告代理人 稲田朋美」と書いてあり、出廷したことが記されている。稲田防衛相は14日、弁明した。
民進・舟山議員「国権の最高機関、この場で発言するにあたって、確認もせず、記憶だけで発言をして、結局、間違っている。かなり断定している」
稲田防衛相「全く私が記憶になかったものですから、確認するも何も、本当に記憶になかった」、「事実と異なっていたため、訂正をして、おわびをしているところ」
民進・舟山議員「虚偽答弁の責任、そして、自衛隊の指揮官としての責任。はたして果たせるのか。ご自身で責任の重さを考えて、しかるべく判断していただきたい」
稲田防衛相「今後とも、誠実な答弁に努め、誠心誠意、職務にあたっていきい」
稲田防衛相は、「今後とも、誠心誠意、職務にあたる」と述べ、大臣は辞任しない考えを強調した。
そして、稲田防衛相は周辺に対して、「私は記憶に自信があった、自信がありすぎた。それだけだ」、こういう言葉を残している。』と報じた。
閣僚が予算委員会で虚偽の答弁をしたという事実は重い。稲田大臣は記憶に自信がありすぎたために調査もせずに答弁をしたという苦しい言い訳を行ったが論理のすり替えであろう。閣僚が問題発言や不祥事を起こすたびに「今後とも誠心誠意、職務にあたる」というコメントを発するのが常態化しているが、国民が求めているのは潔い辞任なのである。国会で閣僚が虚偽の答弁を行った事実は法に触れない不祥事を起こしたより深刻な事態なのである。
   (おわり)

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