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2017年3月19日 (日)

豊洲市場地下水モニタリング再調査再びベンゼン基準値を上回る

東京・築地市場で3月19日に開催された専門家会議では、豊洲市場の地下水モニタリング調査のうち、最終回の9回目の調査で、高濃度の有害物質が検出されたことを受けて行われ、都の再調査の結果が公表された。
再調査の結果によると、合計29か所の調査地点のうち25か所で、環境基準を上回るベンゼンやシアン、ヒ素などの有害物質が検出されたということでである。
再調査は、1つの調査地点で採取した地下水について4つの機関が分析していて、このうちベンゼンについては19か所で環境基準を超え、9回目の調査で環境基準の79倍の濃度が検出された、市場の青果棟の同じ調査地点から、環境基準の100倍の濃度が検出されたというデータも一部で示されている。
また、検出されないことが環境基準となるシアンは18か所で検出されたほか、ヒ素については、水産仲卸売場棟の5か所で環境基準を超え、最大で基準の3倍余りとなっているという。
豊洲市場の施設は軟弱な地盤の上に建設されれている。6年前の【東日本大震災】の折には豊洲市場の敷地内では数か所で液状化現象が発生している。東京都は地下直下型地震に見舞われる確率が高いというのが地震学者の間では定説になっている。今回の地下スモニタリング再調査において基準値の100倍のベンゼンが検出されたことを考えれば豊洲移転は都民の理解を得られる可能性は一層低下したと考えるべきであろう。豊洲に移転しては【築地ブランド】の維持は難しいと言わざるを得ない。
【時事通信】は19日正午過ぎ、モニタリング再調査の結果に関して『東京都の豊洲市場(江東区)の地下水再調査結果が19日、土壌汚染対策の専門家会議(座長・平田健正放送大学和歌山学習センター所長)に報告された。
前回の第9回調査で環境基準の79倍のベンゼンが出た地点から最大100倍を検出。不検出が基準のシアンも23地点中18地点で出たほか、基準3.6倍のヒ素が検出された。
小池百合子知事は調査結果を受け、築地市場(中央区)からの移転可否について、より慎重に判断するとみられる。
同会議は結果について、昨年10月、地下水位を一定に保つ排水システムが本格稼働したことで、地下水の流れが変化し、局所的に残っていた有害物質が流れ出たことが主な原因と推測。さらに調査を続ける方針を確認した。
豊洲市場では2014年から2年間、地下水調査を実施。昨年11月下旬~12月上旬に行った9回目の調査で有害物質の数値が跳ね上がったため、再調査を今年1月下旬~3月上旬に実施した。四つの検査機関でクロスチェックしたが、結果はいずれも同様の傾向だった。
9回目について都は当初、「暫定値」として公表していたが、同会議は今回、正式な結果として認めた。都の採水指示が1~8回目と異なっていたことが発覚したが、いずれも作業内容などに問題はなく、分析結果は9回の全調査とも有効と判断した。 』と配信した。
昨年11月~12月に実施された第9回目のモニタリングと今回のモニタリング再調査で2回連続して高濃度のベンゼンと有害物質シアンとヒ素が検出されたことは豊洲移転の判断が難しくなったことを意味する。小池知事は難しい決断迫をられることになる。   (おわり)

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