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2017年1月12日 (木)

トヨタ次期副大統領ペンス氏に接触を図る

【トヨタ】は2019年稼働予定のメキシコ新工場建設に関して新年早々の1月5日にトランプ次期アメリカ大統領のツイッター攻撃を受けたためアメリカ滞在中の豊田章男社長は今後5年間でアメリカに1.1兆円を投資すると発表した。
アメリカの3つの自動車メーカー(GM,フォード、フィアット・クライスラー)はじめ【VW】(フォルクスワーゲン)や【日産】が現在メキシコに生産拠点を設けている。アメリカと自由貿易協定(FTA)を結んでいるためにメキシコからアメリカにメキシコで生産した車両を輸出しても関税がかかいという利点のほかに若くて優秀な人材が安定した低賃金で雇用できるという理由からメキシコに進出している自動車メーカーは多い。
トヨタはアメリカに国境を接しているバハカリフォルニア州タカテでピックアップトラック【タコマ】を年間5万6000台生産している。しかし、トヨタはアメリカ国内で4つの生産子会社が操業しているがインディアナ州プリンストン工場ではピックアップトラック【タンドラ】、SUVの【セコイア】、ミニバン【シェナ】を年間33万台生産し、その他同州にある【スバル】(旧富士重工)の工場で中型セダン【カムリ】を年間8万台生産委託をしていた。ところがスバルの乗用車の販売が好調で16年6月で生産委託契約の解除をスバルが申し入れてきたために【トヨタ】はアメリカ国内で生産量を向上させる必要が生じていたのだ。ところが事の真相を理解していないトランプ氏は【カムリ】の生産拠点をメキシコに新設すると誤解して【トヨタ】にツイッター攻撃を仕掛けてきたのである。
【トヨタ】が計画しているメキシコ中部のグアナファト州の新工場は総投資額約10億ドル(約1170億円)で【カローラ】を年間20万台を生産する予定である。【トヨタ】はメキシコにすでに進出している【マツダ】に5万台の【カムリ】の生産委託をしている。
【トヨタ】はアメリカ国内で生産力を増強するために5年間で1.1兆円の投資をすると発表したがトランプ氏の誤解を解くためでもある。【トヨタ】はこうした事情を理解してもらうためにトヨタのインディアナ工場(TMMI、トヨタ・モーター・マニュファクチュアリングオブインディアナ)の所在地の知事で副大統領に就任する旧知のペンス氏と豊田章男社長は12日、会談をした。
【毎日新聞】(電子版)は12日正午前、ペンス次期副大統領と豊田社長の会談について『トヨタ自動車は12日、訪米中の豊田章男社長ら幹部がペンス次期米副大統領と10日(現地時間)にワシントンで会談したことを明らかにした。会談の詳細は公表しなかったが、トヨタが今後も米国への投資などで米経済に貢献していく方針を説明し、理解を求める狙いがあったとみられる。
トランプ次期米大統領がトヨタのメキシコ新工場建設を批判したことを受けて、豊田社長は9日、米デトロイトで開催中の北米国際自動車ショーで、今後5年間で米国内に100億ドル(約1.1兆円)を投資すると表明した。その翌日に行われたペンス氏との会談でも、米国で積極投資する方針や、これまでに13.6万人の雇用を生んでいることなどを説明したとみられる。
ペンス氏は、トヨタが工場を持つインディアナ州の知事を務めてきた。トランプ新政権との対話について、トヨタは「いろんな形であると思う」(伊地知隆彦副社長)と説明しており、今後も新政権の幹部に接触し、良好な関係の構築を目指す見通しだ。』と配信した。
【トヨタ】は全米で4つの車両製造工場と6つの部品工場を稼働させ、さらに1500の販売店を運営し13万6000人の雇用を生み出している。ペンス氏はインディアナ州知事として【トヨタ】の雇用への貢献を深く理解しているのでトランプ氏への橋渡し役を務めてくれるものと筆者は期待している。   (おわり)

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