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2016年7月 7日 (木)

参院選の予測(3)比例区

今回の参院選は期日前投票が可能な施設を増やした効果が現れ、総務省の発表によれば公示日の翌日の6月23日から7月3日の11日間で「期日前投票」を行った有権者は656万2239人で、13年の参院選の同時期の期日前投票者数456万2359人の1.43倍である。13年の参院選では期日前投票者数は増えたが投票率は10年に比較して5ポイント下がって52%台であった。
13年の【期日前投票者総数】は1294万9984人でこれは全有権者数の12.36%、選挙の投票者の総数は約5323万人であったから24.3%に該当する。
今回の参院選は筆者の独断に満ちた予測では投票率は13年の第23回参院選よりも下がって50%前後である。【一票の格差の是正】を大義名分にして地方選出の参院議員を議員を減らしたことによって地方在住の有権者を政治から切り離したからだ。一例を挙げれば合区になった島根・鳥取選挙区からは島根県を地元とする議員が立候補している。鳥取県民にとって陳情する敷居が高くなったということを意味する。鳥取県民の多くは政治への関心が低くなるであろう。
ところで、今回の参院選の比例区の投票先に関して、【朝日】と【読売】の世論調査によれば、【朝日】では「【自民党38%、【民進党】15%、【公明党】7%、【共産党6%】、【おおさか維新の会】4%」。一方、【読売】では「【自民党】35%、【民進党】12%、【公明党】7%、【おおさか維新の会】7%、【共産党】4%」
2013年の参院選の【選挙区】と【比例区】で各党が獲得した票数は以下の通り:①【自民党】「選挙区」2286万票、「比例区」1846万票、②【公明党】「選挙区」272万票、「比例区」756万票、③【民主党】(現民進党)「選挙区」865万票、「比例区】713万票、④【共産党】「選挙区」565万票、「比例区」515万票、⑤【日本維新の会】(現おおさか維新の会】「選挙区」386万票、「比例区】515万票、⑥【社民党】「選挙区」27万票、「比例区」125万票。
【自民党】の選挙区と比例区の440万票の差は公明党から250万票前後の票を融通してもらい、比例区では200万票前後の票を公明党に回しているからである。その結果「比例区」の投票先という質問はあまり意味がないことになる。【民進党】の選挙区と比例区の152万票の差は約100万票は社民党、残りは共産党シンパの票ということになる。
今回の選挙での自民党の比例票は投票率50%と仮定すると投票総数は約5200万票となり、35%としても18405万票、38%とすれば1996万票であるから自民党の比例の獲得議席数は18~20議席となる。しかし今回も公明党へ約200万票を融通すrwば獲得議席は3年前と同じ18議席か、あるいは愛知、兵庫、福岡の選挙区で公明党に票を回すので比例区では公明党に票を回さない選択をして20議席となるのか興味深いところである。自民・公明で前回と同じ25議席は確保できる。
【民進党】は15%として780万表で8~9議席、「おおさか維新】が7%として364万票として4~5議席、共産党が6%として312万表で4議席前後、社民党、生活の党が各1議席で残り3議席をどう分け合うかだ。   (おわり)

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