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2015年11月 6日 (金)

大阪ダブル選の火蓋切って落とされる

11月22日投開票の大阪ダブル選挙(大阪府知事選挙と大阪市長選挙)のうち選挙運動期間が長い大阪府知事選が11月5日に告示された。大阪市長選の告示は8日である。
立候補したのは届け出順に、元大阪府議の栗原貴子氏(53)、大阪府知事の松井一郎氏(51)、元高校教師の美馬幸則氏(65)の3人である。
栗原氏は自民党の現職府議であるが、民主党と共産党の支援を受けるために自民党の推薦を受けて無所属で戦う。府議会の与野党の勢力が、定数88のところ与党【大阪維新の会】が43人、野党(自民。公明、共産、民主など)が44人と拮抗しているために府議選の補選をさけるために栗原氏は告示日当日まで議員を続けた。
松井氏は地域政党【大阪維新の会】の公認候補である。美馬氏は無所属である。選挙戦は実質的には栗原氏と松井氏の一騎打ちである。
【NHK NEWS WEB】は5日夕刻、選挙事務所での各候補の第一声について『栗原氏は「まっとうな大阪府を取り戻すためには、仕組みではなく中身を変えることだ。まじめに頑張っている中小企業を元気にし、企業、法人に大阪へ帰っていただく。東西二極の一極を担う大大阪をつくりたい」と訴えました。
松井氏は「東京一極では日本はだめだ。必ず2極と呼ばれる大阪をつくり上げることができると思っている。スピード感をもって改革していくのが大阪の政治家の使命だ。改革をあと4年続けていきたい」と訴えました。
美馬氏は「困っている人がいっぱいいるのに、助けられていない。格差是正に取り組み、教育では、大学に行きたいという人はどんどん行けるようにしていきたい」と訴えました。』と報じている。
各種の世論調査によれば栗原氏の立候補決定が大幅に遅れたために知名度不足で現時点では現職の松井氏とは大差が付いている。選挙運動を通してどこまで追い込めるかであろう。
今回のダブル選挙の結果に【大阪維新の会】の存亡がかかっているので、【大阪維新の会】は必死である。国政政党【維新の党】を離党した橋下大阪市長と松井氏は【維新の党】に喧嘩を売って自分たちは改革派であることを際立たせようという作戦を採っているという見立てをするマスコミ関係者がいるが筆者はそうした見解には与しない。
というのは今回の戦う相手は【維新の党】の国会議員ではなく大阪府と大阪市の自民党を中心とする野党議員であるからだ。大阪市民の間で「橋下市長は喧嘩ばかりしている」という不満の声が出始めているという。大阪府知事選ではそうした有権者の声は無視しても勝てるのであろうが、大阪市長選では不安材料になる可能性が高い。
5月の住民投票で大阪都構想は否決されたにも拘らず【大阪維新の会】が【大阪都構想】を再び選挙の争点にするのは決して得策とは筆者には思えないのであるが。とにかく、大阪府民と大阪市民の審判は22日に下る。   (おわり)

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