« TPP閣僚級会合で最終合意に達する見込み | トップページ | 第3次安倍内閣船出 »

2015年10月 6日 (火)

内閣改造で浮上してきた河野太郎衆院議員の入閣

明日(10月7日)内閣改造が行われるが、重要閣僚の留任が既定事実化しているので安倍内閣の支持率上昇にはさほど貢献はしないと筆者は考えている。ただし、TPP交渉で大筋合意に漕ぎ着け、聖域と位置づけていた農産品5品目(コメ、麦、牛肉・豚肉、乳製品、砂糖)の関税税率は低減したが関税はまがりなりにも維持したので選挙公約違反にはならずに済んだので内閣支持率アップに寄与する可能性はある。
マスコミが報じている留任閣僚は麻生太郎財務大臣(福岡8区 12回)、岸田文雄外務大臣(広島1区8回)、菅義偉官房長官(神奈川2区 7回)、高市早苗総務大臣(奈良2区 7回)、塩崎恭久厚生労働大臣〔愛媛1区 8回)、中谷元防衛大臣〔高知1区 9回)、甘利明TPP担当大臣(神奈川13区11回)、石破茂地方創生担当大(鳥取1区 10回)、遠藤利明五輪担当大臣(山形1区 7回)の9人である。
この中で9月28日に3年後の自民党総裁選を視野に派閥石破派を立ち上げた石破地方創生担当大臣だけは入閣を辞退する可能性が残されている。遠藤五輪担当大臣以外は全員既に大臣経験者で、新鮮味はないが安定感はある。
さらに新たに入閣が決定したのは公明党の指定席となっている国土交通大臣に国交省出身の石井啓一氏が太田昭宏国交大臣と交代する。
自民党で新入閣が確実視されているのが丸川珠代参院議員(東京選挙区 2回)と沖縄選出の島尻安伊子参院議員(2回)の2人の女性議員河野太郎衆院議員〔神奈川15区 7回あああああ9である。丸川氏は女性重視をアピールするための閣僚起用である。島尻氏は女性重視のほかに普天間飛行場辺野古移設対策という役割を担っている。
河野氏は祖父が古きよき時代の自民党派閥の領袖であった。父親は野党時代の自民党総裁を務めた河野洋平氏で、従軍慰安婦問題で度々登場する【河野談話】を発表した当事者である。安倍首相の【河野談話】見直し発言に反発し、韓国よりの発言が目立つので長男を閣僚として人質にとって過激な発言を抑制しようという首相の意図が滲み出ている。河野氏も党内の批判勢力から離れないと政治家としての大成は難しくなる時期に入っている。執行部が救済の手を差し伸べたと考えるべきなのであろう。
その他、入閣を取り沙汰されているのが、宮腰光寛衆院議員(富山2区 7回)と森山裕衆院議員(鹿児島5区 参院1回、衆院5回)で農林族議員であるので、宮腰氏は農林水産大臣、森山氏はTPP対策委員長を経験しているのでTPP担当相起用の可能性がある。
【時事ドットコム】は6日午後、『首相は6日の記者会見で、改造について「仕事重視、結果第一の体制。しっかり結果を出していける内閣にしていきたい」と述べ、派閥の意向にとらわれず適材適所で人選を進める意向を重ねて強調した。7日午前に自民党の谷垣禎一幹事長ら四役全員を続投させるなどの党役員人事を正式決定。午後に閣僚名簿を発表し、皇居での認証式を経て、第3次安倍改造内閣を発足させる。
 丸川氏は参院厚生労働委員長、島尻氏は参院環境委員長を務めており、いずれも参院当選2回。首相は政権の旗印として「女性活躍」を掲げており、両氏とも女性閣僚として清新さをアピールできる人材とみられている。河野氏は党行政改革推進本部長として「無駄撲滅」を主導、妥協のない改革姿勢で知られ、政権内に推す声が出ている。』と配信している。   (おわり)

|

« TPP閣僚級会合で最終合意に達する見込み | トップページ | 第3次安倍内閣船出 »

9政局」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 内閣改造で浮上してきた河野太郎衆院議員の入閣:

« TPP閣僚級会合で最終合意に達する見込み | トップページ | 第3次安倍内閣船出 »