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2014年8月 7日 (木)

小型航空機産業に乗り出した三菱とホンダ

7月中旬にイギリスのイングランド南部のファーンボロー空港を会場として開かれていた航空産業の見本市【ファーンボロー国際航空ショー】で三菱重工の子会社【三菱航空機】(本社名古屋市)はミャンマーの航空会社【エア・マンダレー】から小型ジェット旅客機【MRJ】(三菱リージョナルジェット)10機を受注したと7月15日発表した。
【ミャンマー新聞】は16日、この契約について『15日、三菱航空機は、ミャンマー連邦共和国のエア・マンダレイ社(Air Mandalay Limited:AML)と、MRJ90 10機(確定6機、購入権4機)の購入の正式契約を締結したと発表した。
今回の正式契約締結は、日本の次世代リージョナルジェット機であるMRJの高い経済性と信頼性が評価された。エア・マンダレイ社への納入は、2018年に開始する予定。
エア・マンダレイ社は、ミャンマー・ヤンゴンに拠点を置く航空会社。現在3機のターボプロップ旅客機を保有しており、リージョナルジェット機による運航能力の拡大を目指している。最新技術を採り入れた次世代のリージョナルジェット機MRJの導入は、同社のアジア域内の事業拡大に大きな意義を持つ。
さらに、競争が激化する アジア市場において地理的な優位性を誇るミャンマーでMRJを運航することは、AML と三菱航空機の将来的な業界リーダーとしての地位確立に貢献すると期待される。』と報じている。
【三菱航空機】は同日、アメリカのイースタン航空からも40機受注したと発表した。契約内容は確定機20機、購入権20機である。これまでの【MRJ】の受注機数は【全日本空輸】(ANA 日本)から25機(確定機5機、購入権5機)、【トランス・ステーツ・ホールディング社】(米)から100機(確定機50機、購入権50機)、【スカイ・ウェスト社】(米)から200機(確定機100機、購入権100機)の325機である。それに見本市での新規契約65機を合わせると385機の注文があることになる。
量産の採算のラインは400~500機と【三菱航空機】は弾き出しているのでもう一息のところまで辿り着いたことになる。しかし、【三菱】は【ANA】への納品を部品供給体制の遅れを理由に3回延期している。1日も早い国際的な【サプライチェーンの確立】が必要となる。
小型ジェット旅客機の業界はカナダのボンバルディア社とブラジルのエンブラエル社の牙城を切り崩すのは容易ではないが、ともかく【三菱航空機】がこの業界に参入できたのは、上述2社が大型ジェット旅客機メーカーの【ボーイング社】や【エアバス社】のような絶対的な存在ではないからである。【三菱】は価格競争に巻き込まれないよう高度な技術を追い求める必要がある。
創業者本田宗一郎氏の「飛行機を作りたい」という夢を追い続けたホンダは小型自家用ジェット機の生産・販売近づいた。試験飛行に成功したからだ。【ウォール・ストリート・ジャーナル】は6月27日夜、『ホンダの航空機事業子会社である米ホンダ・エアクラフト・カンパニーは27日、開発中の自家用ジェット量産1号機の試験飛行に成功したと発表した。これにより「空飛ぶシビック」と呼ばれるジェット機の実現に一歩近づいた。
同社によると、この「ホンダジェット」は米連邦航空局(FAA)の型式証明を取得後、来年からのデリバリー開始を目指している。
藤野道格社長兼最高経営責任者(CEO)は「今回の量産1号機の初飛行は最先端の小型ビジネスジェットをお届けする上での重要な節目」だと述べた。
ノースカロライナ州グリーンズボロ市のピードモントトライアッド国際空港を離陸したホンダジェットは高度1万5500フィート(約4700メートル)の上空を84分間飛行。飛行速度は時速約644キロに達したという。
ホンダはすでに北米と欧州からの受注を開始している。価格は450万ドル(約4億6000万円)。小型ジェットメーカー米テクストロン傘下のセスナやブラジルのエンブラエル、米シーラス・エアクラフトなどがライバルになる。ホンダは以前、ウォール・ストリート・ジャーナルに対し、家族旅行など個人利用を念頭に購入する顧客もいるとの見通しを示していた。』と配信した。
日本の2社が小型ジェット機の分野で世界をリードする時期が近い将来訪れることを期待したい。   (おわり)


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