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2014年8月23日 (土)

石破幹事長の【安保法制担当相】固辞にメディア三様の書きぶり

9月3日の内閣改造人事で最もメディアの注目を集めているのが石破茂幹事長が安倍首相から要請されている新設される【安保法制担当相】のポストを引き受けるか否かであるが石破幹事長は要請を固辞する判断に傾いたようであるがマスコミ各社(NHK, 読売新聞、産経新聞)の書きぶりが微妙に違う。
【NHKニュースWEB】は8月23日早朝、『自民党の石破幹事長は来月3日に行われる内閣改造を巡り、安倍総理大臣が検討している安全保障法制の担当大臣への起用について、みずからが掲げる安全保障政策の実現が受け入れられない場合は就任するのは困難だとしていて慎重に判断する方針です。
安倍総理大臣は第2次安倍内閣発足後、初めてとなる内閣改造を来月3日に断行する方針で、焦点となっている自民党の石破幹事長の処遇について、安全保障法制の担当大臣への起用も含めて検討しています。』と報じて、【安保法制担当相】就任に含みを残している。
【産経MSNニュース】は23日午後、「石破氏、安保担当相固辞の意向か」と題する記事『自民党の石破茂幹事長が、9月上旬の内閣改造と党役員人事をめぐり、安倍晋三首相から受けていた安全保障法制担当相への就任要請を固辞する意向を周囲に示していることが23日、分かった。首相は週明けにも石破氏と会談し、幹事長交代と安保相就任を重ねて要請する見通しで、石破氏は自らの考えを伝える。
石破氏は安全保障法制をめぐる首相との考え方の違いから「自分が就任することで国会答弁などで首相の足を引っ張ってはいけない」と周囲に語った。ただ「首相からきちんと話を聞いてからだ」とも漏らしており、流動的な面もある。』と配信している。石破幹事長は【安保法制担当相】就任を要請した安倍首相の真意がどこにあるのかを見極めたいのであろう。石破氏の側近たちが指摘するような【単なる石破潰し】と石破氏が理解したならば石破氏は、身軽な無役となって来年の総裁選立候補準備のために【石破派】立ち上げに一気に動く可能性がある。
【ヨミウリオンライン】は23日午前、,『9月3日の内閣改造で、自民党の石破幹事長は、新設される安全保障法制の担当相への起用を固辞する方向となった。
安倍首相は、人事構想の大幅な変更を余儀なくされそうだ。
首相は週明けにも石破氏と会談し、正式に安保担当相の起用を巡り協議する方向だ。広島市の土砂災害への対応に追われているが、早ければ25日にも石破氏と会談するとみられる。
石破氏は22日、近い議員と内閣改造への対応について協議した。関係者によると、石破氏は「首相とは安全保障を巡る考え方が違う。安保担当相として国会答弁するのは、どうなのかな」と語ったという。』と配信した。
読売新聞は石破氏周辺への取材から石破氏の【安保法制担当相】固辞は動かないと確信したのであろう。
21世紀に入って自民党の首相は安倍首相の出身の最大派閥【清話会】(町村派)の意向で決められてきた。7月下旬に石破幹事長はこれまで所属していた故田中角栄元首相の流れを汲む額賀派との関係修復がなったと見られている。その結果、来年秋の総裁選で国会議員票で安倍首相にそれほど差をつけられないという読みをしたことになる。石破幹事長は総裁選を視野に入れ、安倍首相と距離を置くことにしたのだ。   (おわり)

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