« 自民党早くも来年の地方統一選に向け始動 | トップページ | 経常収支5か月ぶりの黒字 »

2014年4月 9日 (水)

渡辺代表の辞任会見での説明に納得する国民は少ない

みんなの党渡辺喜美代表が4月7日、記者会見を行い、代表辞任を表明した。DHC吉田嘉明会長から借入した8億円の使途に関する説明を大きく変更し、疑惑が払拭されたとは言い難い。
【ヨミウリオンライン】は渡辺代表の説明に関し、8日午前,『多額借り入れ問題で7日、代表辞任を発表した、みんなの党の渡辺喜美代表(62)は記者会見で、従来通り潔白を主張。これまで使い切ったとしてきた8億円のうち、党への貸付金と返済分を除く約3億円の大半が「妻の口座にあった」と説明を翻した。この一部を使ったことは認めたが、具体的な使途は明かさないまま。識者からは「疑惑の払拭にはほど遠い」との指摘が上がった。
◆離党、議員辞職は否定
記者会見では冒頭、「法的に全く問題がないとはいえ、多くの皆様にご迷惑をおかけした。責任はすべて私にある」と陳謝した。
渡辺代表は前回の3月27日の記者会見以降、国会などの場に姿を現さず、批判が強まっていた。矢継ぎ早に浴びせられる質問に顔を紅潮させながら対応。辞任の決断時期について「わりと早い段階で心づもりはしていた」とし、「一所属議員、一兵卒として原点に立ち返ってまい進したい」と離党や議員辞職は否定した。
一方で、違法性については、「政治資金規正法、公職選挙法に照らし、何ら問題がない」と繰り返し、「総務省にも確認を取りました」と強気に語った。
しかし、総務省政治資金課と同省選挙課はいずれも読売新聞の取材に対し、「誰から、どう質問されても、個別具体的なケースについての是非を答えることはない」と話した。
◆妻の通帳提出拒否
これまでに化粧品製造販売会社ディーエイチシー・吉田嘉明よしあき会長(73)に未返済だった約5億5000万円について、「金利分をつけて返済させていただきました」と明らかにした。
前回の記者会見で、吉田会長に返済した約2億5000万円と、党に貸し付けた2億5000万円を除く約3億円は、「手元には残っていない」と説明していた。
ところが、この日、約3億円の大半は「妻の口座で管理していた」と説明を大きく変えた。返済資金はこの約3億円と党から返済された2億5000万円に加え、「足りない分は親類縁者、友人知人にご協力いただいた」と説明した』と配信している。
渡辺氏の新たな説明が事実であるならば、疑惑をはらすためにも夫人の通帳を公開すべきである。通帳公開を拒否し続けるならば疑惑は深まるばかりで何のための記者会見かと首を傾げたくなる。
渡辺氏は、今回を含め2度説明を変えたことになるが、いずれもDHCの吉田会長が渡辺氏の発言に反論した後である。今回の説明変更は、吉田会長の「詐欺罪で刑事告発も辞さない」という発言に敏感に反応して辞任を表明したのてあって「わりと早い段階から心づもりをしていた」というのは虚言であろう。
吉田会長は渡辺氏の辞任表明について「お金を返済した上で党首を辞任した行為は立派と言えます」とコメントしている。吉田会長はさらに金の使い道については「5億円を個人的に使ってしまうことは一般的にもありうる話です。返済してしまえば何に使ったかを説明する必要はありません」と述べているがこれまでの発言とは明らかにトーンが異なる。当事者同士が平仄を合わせて真実を闇に葬り去ろうという感じがしてならない。   (おわり)

|

« 自民党早くも来年の地方統一選に向け始動 | トップページ | 経常収支5か月ぶりの黒字 »

9政局」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 渡辺代表の辞任会見での説明に納得する国民は少ない:

« 自民党早くも来年の地方統一選に向け始動 | トップページ | 経常収支5か月ぶりの黒字 »