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2014年1月26日 (日)

野党再編に向けて具体化の方向で動き出した維新と結いの党

このところ【日本維新の会】共同代表の石原慎太郎氏の離党発言が目立つ。もともと石原氏が応援団長を務めていた【たちあがれ日本】と日本維新の会が合流した経緯からして違和感を持った国民は多かったはずだ。筆者もその一人で、何れ分裂の時期が訪れる予感を抱いていた。憲法一つをとっても考え方に隔たりがあるからだ。
現在の日本の政界は【一強多弱】と揶揄されているように連立政権入りしている公明党以外の野党の存在感は薄い。このことは民主党政権時代の【決められない政治】から【決められる政治】に転換したことを意味し、まことに喜ばしいことではある。、しかしながら、自民党が数の力に物を言わせて暴走する時期が到来する可能性は極めて高い。それに歯止めをかける装置を今から用意しておく必要はある。
その装置とは自民党に対抗できる野党勢力の結集だ。野党再編に並々ならぬ決意を秘め、野党再編へ向け、行動を開始したのが昨年の12月18日に新党【結いの党】を立ち上げた江田憲司氏ということになる。江田氏の構想は第一段階で、日本維新の会と結いの党が合流し、第二段階で民主党の一部議員を引き込もうというものである。
維新の会と結いの党は既に合流に向けて実務者レベルで協議を重ねている。問題なのは現在は日本維新の会に所属している自民党を離党した旧【たちあがれ日本】のメンバーの処遇である。石原氏が離党に踏み切ればこのメンバー(平沼赳夫国会議員団長、園田博之衆院議員、片山虎之助参院議員、中山恭子参院議員)全員も離党し、自民党に戻る可能性が高い。「自民党の歴史的使命は終わった」と述べ、、自民党を離党した舛添要一氏を自民党は都知事選で推薦しているので、自民党内では維新の会の自民党離党組みを受け入れる環境は整ったのだ。
この水面下の動きを察知したのか江田氏は第二段階の民主党の議員取り込みに動き出した感がある。
【テレ朝ニュース】は25日朝、『野党再編を巡り、民主党の前原元外務大臣と結いの党の江田代表らが24日夜に都内で会談し、今後の連携などについて協議しました。
結いの党・江田代表:「具体的にはお話しできないが、いろんな意見交換をして、(前原氏から)ぜひ頑張って頂きたいとエールを送って頂いた」
 出席者によりますと、前原氏と江田氏は、考え方に隔たりのある集団的自衛権の問題などについて意見交換したほか、安倍政権に対して野党として対抗していく姿勢を確認したということです。
 一方、日本維新の会と結いの党の政調会長らが会談し、安全保障や原発など個別の政策テーマについて意見交換しました。維新の会も結いの党も「考え方に大きく違う部分はない」として、夏ごろの合流を目指して今後も話し合いを続けることにしています』と報じた。
ところで、野党再編のための協議は当時みんなの党に所属していた江田憲司幹事長、日本維新の会の松野頼久国会議員団幹事長それに民主党細野豪志前幹事長が立ち上げた政策勉強会がベースになっている。細野氏は民主党の最大支援団体の【連合】や政治の師前原誠司元外相に配慮して現時点では離党を否定している。
しかしながら、他党の幹事長と勉強会を立ち上げたという事実は【政界再編】の起爆剤になることを目指している動きと見て、間違いない。
江田氏と前原氏の会談では、政界再編問題が話題になったことは十分に推測できる。民主党内では右派として知られ政策集団【凌雲会】を率いる前原氏が政界再編に理解を示せば、細野氏も動きやすくなり、江田氏の政界再編構想の実現の可能性は高まる。   (おわり)


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