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2013年12月24日 (火)

維新の会と結いの党による野党再編の幕は上がった。

【野党再編】のために結党されたとでも言うべき【結いの党】(江田憲司代表,衆参15名)の柿沢未途政調会長(東京15区)と【日本維新の会】の浅田均政調会長(大阪府議)の合流を視野に入れた政策協議が12月22日東京都内で始まった。政策協議の対象となったのは【憲法改正】や【エネルギー政策】などであるという。
23日には日本維新の会の共同代表の橋下徹大阪市長と幹事長の松井一夫大阪府知事も執行役員会のために上京し、役員会では「結いの党との合流も視野に入れた政策協議に応じる方針を決定した。
役員会後、松井幹事長は記者団に「政策的に結いの党に限ることはない」と述べ、その上で民主党やみんなの党とも政策協議を進める意向を示している。結いの党との合流に否定的と言われる平沼赳夫国会議員団長も「感情を横に置いて政策の話をするのは当たり前だ」と協議に入ることには理解を示した。
野党再編に執念を燃やす結いの党の江田憲司代表は「3段ロケット方式」で野党再編を完成させようと考えている。
第1段は自らが中心になった【新党の結成】、日本維新の会と共通の政策をまとめ、来春をめどに合流するのが第2段、そして第3段が、2015年春の地方統一選挙の半年前の14年秋までに維新・結いの党・民主党議員の勉強会に所属する民主党議員を引き込むことである。
江田氏から秋波を送られている日本維新の会の橋下徹共同代表は江田氏に秋波を送り返している。橋下氏は今年の4月までは自民党のベテラン議員からも【政治の天才】と恐れられていたが5月の【従軍慰安婦問題】の舌禍事件から急速に世論の支持を失ってしまった。その後、橋下氏の原点大阪維新の会の目玉政策【大阪都構想】の一翼を担うはずであった堺市は、9月に実施された市長選において橋下氏に反旗を翻した現職の竹原修身氏を再選したために、橋下氏の求心力は衰えている。橋下氏としては維新の会内部での求心力を取り戻すべく江田氏が提唱する野党再編話に乗ったのであろう。
【ヨミウリオンライン】は21日夜、『日本維新の会の橋下共同代表は21日の読売テレビの番組で、みんなの党出身の江田憲司衆院議員ら15人が旗揚げした結いの党について、「江田さんと一緒にやっていくべきだ」と述べ、維新の会との合流が望ましいとの考えを強調した。
その上で、維新の会の中に合流への反対論があることを念頭に「党対党でやる時は多数決で意思決定するが、これからは野党再編が国会議員の使命だ。党対党ではなく、それぞれ個人でグループを作っていってもらいたい」と述べ、野党再編のためには維新の会の分裂も辞さない意向を示した』と配信している。
日本維新の会と結いの党が合流できるかどうかの鍵は橋下氏が握っている。昨年の衆院選で【第3極】の中心であった【日本維新の会】の勢力が期待されたほど伸びなかった。その原因は政策的にそれほど近いとは思われていなかった【たちあがれ日本】と地域政党【大阪維新の会】が合流して【日本維新の会】を結成されたこととされている。橋下氏が【たちあがれ日本】のメンバーと決別する決断ができれば野党再編の幕開けとなる。   (おわり)

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