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2013年12月25日 (水)

有権者は【みんなの党】と【結いの党】の泥仕合を見たくはない

12月18日に【みんなの党】を除名になった江田憲司衆院議員と14人の離党者で結成された【結いの党】と古巣の【みんなの党】の間で泥仕合が続いている。この最大の原因はみんなの党渡辺喜美代表と結いの党江田憲司代表の埋め難い感情の溝であろう。【坊主憎けりゃ袈裟まで憎い】の喩(たと)えではないが渡辺氏の江田氏に対する憎悪は異常といえよう。
感情の齟齬が原因であるが、渡辺氏の立場からすれば【みんなの党】への有権者の投票で議員バッジを付けることができた比例代表選出の議員を13人も連れ去った江田氏を許しがたいのだ。しかしながら、13人もの同調者が出たことは渡辺代表の独善的な党運営に対して不満が横溢していたということの裏返しでもある。
【みんなの党】側は執拗に13人の比例当選者にみんなの党への議席の返還(議員辞職)を求めているが【結いの党】側は新党を立ち上げたからには法的には何ら問題はないので議員辞職に応じる気配はない。
新党を立ち上げた【結いの党】江田代表と小野次郎幹事長が24日、【みんなの党】の浅尾慶一郎幹事長のもとを訪れ、新党結成のあいさつを行っている。みんなの党の浅尾幹事長は重ねて議員辞職を要求したがしたが、結いの党の小野幹事長はこれを拒否している。
【NHKニュースウェブ】はその模様を24日夕刻、『結いの党の江田代表らは結党のあいさつのため、みんなの党の浅尾幹事長を訪ね、浅尾氏が党を離れた比例代表選出の議員13人について議員辞職するよう改めて求めたのに対し、結いの党側は拒否しました。
結いの党の江田代表と小野幹事長は、結党のあいさつのため、分裂後初めて、みんなの党の浅尾幹事長を訪ねました。
この中で、みんなの党の浅尾氏は、党を離れた比例代表選出の議員13人について「議席を返してもらいたい」と述べ、議員辞職するよう改めて求めました。
これに対し、結いの党の小野氏は「すでに新しい党が出来ている」と述べ、拒否しました』と報じている。
新党を立ち上げた【結いの党】は当然のこととして【みんなの党】の会派からの離脱を求めているが【みんなの党】側はこれに応じようとしない。金銭問題が絡んでいるからだ。
国会議員には毎月一人当たり65万円の【立法事務費】という名目で税金が投入されている。【立法事務費】は個人ではなく、会派ごとに支給されるので、結いの党の13人の議員に支給される【立法事務費】の総額は毎月845万円、1年では1億円を超える。
【みんなの党】側は実際には所属していない13人の議員の【立法事務費】をネコババしようとしており、【結いの党】の幹部の一人に言わせれば「所属議員の実態がないのにみんなの党が立法事務費を受け取れば、補助金の不正受給と同じ。詐欺だ』と反発を強めている。
【みんなの党】による【立法事務費】の横取りに関して、自民党の佐藤勉国会対策委員長(栃木4区)は「【立法事務費が人のいない所に入るのは分かりにくい」と述べ、事態の収拾に向けて動く構えを見せている。
有権者から見れば国会のこんな無様な実情は見たくないということになる。   (おわり)

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