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2013年11月 3日 (日)

参議院は山本参院議員に対して見識を示すべきだ

東京元赤坂の赤坂御苑で10月31日に開かれた秋の園遊会で、参院議員の山本太郎氏の天皇陛下への手紙手渡し事件が物議を醸している。前代未聞の山本氏の行為に対して国会議員の間からは【天皇陛下の政治利用だ】との批判がわき沸き起こっている。
11月1日の閣議後の記者会見で、下村文部科学相は【議員辞職ものだ。政治利用そのものだ」と強い調子で非難し、谷垣法相は「天皇陛下を国政に引きずり込むようなことになりかねない」と懸念を示した。
手紙手渡し事件への対応のために11月1日に開かれた参義院議院運営委員会理事会終了後に、岩城光英議運委員長は山本氏を呼び事情を聴取している。
山本氏は殊勝にも「このような騒ぎになり申し訳ない」と陳謝したとされるが本心ではあるまい。山本氏は「政治利用では?」という記者団の質問に「政治利用になっていないと思う。これはあくまで僕個人が天皇陛下に対して、実情を伝えたかったという手紙でしかない」と答えているからだ。騒ぎを起こすことを目的にして天皇陛下に手紙を渡したことは明白である。これを個人的な政治利用と言わなくて何と言うのであろうか。
山本太郎氏は、7月の参院選で東京選挙区(定数5)に立候補して【脱原発】を訴え、666684票を獲得して4位で当選している。しかし選挙後、離婚していた事実や隠し子の存在が明らかになり、議員の適正に疑問符が付けられ始めていた。失地回復を狙った捨て身の作戦ではなかろうか。
【東スポ】は11月2日正午、山本氏の手紙の内容について『山本氏の談話:子供たちの被ばくや健康被害が福島だけではなく、この先、他にもたくさん出てくることや食品の安全基準が低い問題、原発の高線量エリアで働いている作業員たちの健康や放射線管理があまりにずさんな話などです。また秘密保護法も通ってしまえば、権力者にとって原発事故も含め、都合の悪いことは隠されてしまい、戦前に逆行している』と配信している。
山本議員の行為についての議員の反応について、【FNNニュース】は11月1日正午直前、『山本太郎参議院議員が、秋の園遊会で、天皇陛下に手紙を手渡しした問題をめぐり、閣僚や与野党の議員から、11月1日朝、「議員辞職ものだ」などといった批判が相次いだ。
山本参議院議員の行為に対しては、与野党双方から、「けしからん」、「由々しき問題だ」との声が、一斉に上がっている。
下村文科相は「議員辞職ものだと思います。まさに政治利用そのもの」と述べた。
古屋国家公安委員長は「国民の皆さまも、許されざる行為だと、多くの方が、怒りを込めて思っているんじゃないでしょうか」と述べた。
山本参議院議員は、10月31日の園遊会で、天皇陛下を呼び止め、福島第1原発事故をめぐる影響などについて、手紙を渡し、その後の記者会見で「1人の人間としてお伝えしたい」などと説明していた。
この問題に対し、1日朝の自民党役員連絡会では、「政治的に利用したもので、看過できない」など、批判が相次いだ。
また、民主党の松原国対委員長は、記者会見で「政治利用を意図したものであることは間違いない」として、議員辞職を求めている。
山本議員が所属する参議院では、11月1日午前から、議院運営委員会の理事会を開き、対応を協議しているが、与党の参議院幹部からは、「懲罰動議の対象になる」との意見が出ている』と報じている。
参議院は何らかの懲罰を山本議員に課して、参議院の見識を国民に示す義務がある。   (おわり)

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