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2013年8月24日 (土)

みんなの党は渡辺党に名称を変えよ

自らが党首であることを優先し、言わばイェスマンで構成される【純化路線】をひた走りに走る渡辺代表と主義・主張を共有できる議員を結集して親等を作るという【拡大路線】を歩む江田憲司前みんなの党幹事長グループの分裂は避けがたい様相を呈してきた。江田氏に近い柿沢未途前政調会長代理(東京15区)に渡辺代表が離党を迫り、柿沢氏は8月23日、離党届を提出した。野党再編の動きが加速する可能性が高い。
柿沢議員の離党届け提出後、柿沢氏と渡辺代表はそれぞれ記者会見を開いている。
柿沢議員の記者会見の要旨(23日18時12分配信):本日、渡辺喜美(みんなの党の)代表に離党届を提出した。昨日、渡辺代表,浅尾慶一郎幹事長と会談し、代表から「何も言わないからこの党から出ていってくれ」との言葉を繰り返しいただいた。育ての親である代表に言われれば致し方ないと腹をくくった。こんな形で離れざるを得なくなったことは、本当に私自身不徳の致すところであり、はらわたがちぎれるほど残念だ。
ー離党を促されることに思い当たるふしは
私は江田幹事長に同調する立場で発言し、行動してきた。政界再編のあるべき姿として大きな器を作り出すべきだ。みんなの党を存続を優先する代表とは考えが異なる。私は党の方針に反して物事を行ってきたとは思っていない。
ー政界再編のスタンスは
古い殻を脱ぎ捨てて新しい枠組みを造ることが選択肢としてあってもいいのではないか。(時事ドットコム)
渡辺喜美代表の記者会見要旨(時事ドットコム23日17時23分配信):ー柿沢未途氏離党の経緯は
いろいろな意見の相違が見受けられたので、きょう、改めて会い、浅尾慶一郎幹事長が離党届を受け取った。
ー柿沢氏は渡辺氏に「党から出て行ってくれ」と言われたとつイッターに書いている。
何と申し上げたかは定かに覚えていないが離党していただきたい」という話はした。
ーそのように言った理由は
相当党の方針、私の方針と反する発言があった。
ー江田幹事長にも離党を促すのか
これから考える。
ー先日自身の会見で「党内融和を図る」といっていたが。
党内融和を阻んでいるところを外科的に取り除くと申し上げた。
ー考えが違えば離党は仕方がないか。
やはり党がまとまるところにまとまる。これが大事だ。
ー党の方針とは
(みんなの党を)解党しない。新党にはしない方向だ。
ところで、渡辺氏は何故【みんなの党】存続に拘るのか?筆者の独断であるが、渡辺氏はみんなの代表の肩書きがないと次期衆院選での当選が覚束ないからである。渡辺氏は典型的な2世議員で、【ミッチー】の愛称で親しまれた故渡辺美智雄財務大臣の長男である。亡父の地盤を引き継いで政界入りしている。出身地の大田原市などを選挙区とする現栃木3区の選出議員である。渡辺氏の亡父が築き上げた地盤は典型的な利益誘導で、それだけに【欲と二人連れ】の選挙を展開する渡辺氏の亡父の地盤は磐石であった。
ところが、昨年の衆院選で自民党は初めて栃木3区で新人候補を擁立し、その候補者簗和夫氏は比例区で当選している。そのため、栃木3区の陳情は簗氏に集中することになった。野党の1議員になっては渡辺氏の当選はかなり困難なのである。当選してなんぼの国会議員の価値である。渡辺氏が【みんなの党】に拘る由縁だ。栃木3区の有権者にとってはむなしい限りであろう。
みんなの党は渡辺氏の当選の道具に堕した以上公党とは言い難い。【渡辺党】と名称変更したほうが国民に分かりやすい。   (おわり)

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